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想定の範囲「外」と家づくり

 

先日接近した台風、【台風6号】は、茨城県内に大きな爪痕を残しました。

 

私の自宅でも、床下ギリギリまで冠水し、正面道路では立ち往生したトラックと軽自動車が水没し、
ニュースタもいつもより早めに戸締りをしたのですが、通行止めがあちこちに出来き、
通行できる道路も多くで大渋滞する状況になってしまいました。

 

渋滞に遭わずに私は自宅には戻れたのですが、正面道路は冠水し、
我が家も「あわや」という状況ですので、雨と腰までの水位の中、
土嚢積みや荷物の移動といった作業に追われた一夜となりました。

 

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こういった災害があると「想定外」という言葉を耳にします。

 

東日本大震災の時にも「想定外の揺れ」でしたし、「想定外の津波」でした。

 

想定しないケースに対して、原子力発電所が大きな惨事となり、
多くの方が亡くなり、そして、大きな被害をもたらしました。

 

ニュースタの住宅は【耐震等級3】という、法律上の最大強度を満たすことが設計条件です。

 

建築基準法通りに作れば耐震等級1となります。

 

 

お客様から以下のような要望をいただくことがあります。

 

「耐震強度は高めなくてよいので良いから少し安くなりませんか?」

「耐震等級1で十分では?等級3は過大設計だ!」

 

想定の範囲内の地震だけしかこないのなら別にそれでも良いのかも知れません。
でも、想定を超えることが多いのが超大型の災害です。

 

「私たちが生きている間にはもう大きな地震は起きないよ」

 

そうかもしれません。でも、いつかは必ず起きるのが大きな災害です。
あなたは亡くなっているかもしれませんが、あなたのお子さんは?あなたのお孫さんは?
もしかしたらどなたかに売却されているかもしれません。

お子さんやお孫さんが売却する際に少しでも高く売れるためには耐震性能はどうしたら良いですか?
また、私たちが亡くなった後なら、だれかがその家で亡くなっても良いのですか?

 

そんなわけないですよね。

 

震災では想定外の被害がおきることがあります。
そして、今日私が書いていることは命にかかわる事です。

 

快適性能や見た目や利便性ではありません。
家の本質は命を守る事。ニュースタの考える家づくりはあなたの命を守ります。