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なぜ住宅には植栽が必要なのか

ニュースタでは住宅は外構や植栽がセットになっています。

実はこの植栽について、ですが、必要ないというお客様もいます。
植栽は何のために植えるのか?についてを少し書いてみますね。

植栽は手入れが面倒、手入れの自信がない、不安、枯らしそう・・・

という理由で植栽を採用しないお客様がいます。
いつも、そんなお客様にはお話ししていますが、
営業的に聞こえるのも不本意なので、今日はブログに書いてきますね。

最初に植栽、というか、外構そのものを、総予算を下げることを目的に「行わない」という選択について。

この場合、いずれは外構も欲しいが予算オーバーだから見送るという話しです。

一般的な住宅メーカーの営業マンであれば、今、住宅を売りたい!と思いますから、
「なるほど、わかりました。外構工事は抜きますね」
と、外構工事を総予算から抜いてしまったりします。

しかし、しかしですよ。

今、予算がないのであれば、今後、外構工事費をねん出するのは難しいのです。
住宅ローンを組んでしまうと、100万円、200万円の外構工事のローンは組みづらく、
一括で支払えるような貯蓄はすぐには難しいです。

本体工事の住宅ローンがあると、外構工事のローンは短期となりますし、
住宅ローンのような数十年のローンは一般的には存在していません。
つまり、後から外構工事の費用を捻出するのは不可能に近く、
外構工事は新築工事の時に行ってしまわなければならないのです。

住宅ローンに100万円プラスすれば、
1,000,000円÷420回=2,380円ですので、
これに金利を加算しても月々の支払いは数千円となります。

一方で5年ローンで100万円を返済するとなると、
1,000,000円÷60回=16,700円
金利を加えればもっと高くなります。

住宅メーカーは住宅ローンに外構工事や植栽を含めてあげた方が、
新築後の出費は最小限に抑えられ、計画的なライフプランが送れるのです。

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で、植栽です。

「家の周りをすべてコンクリートで固めてしまいたい」

と考えるお客様は多いですが、実際にコンクリートで固めた物件はほぼありません。
なぜなら、家の周りの面積って案外大きいからです。

60坪の土地を購入した場合、建蔽率は40%程度ですので、
24坪の建築物となり、土地面積は36坪となります。
コンクリートの価格は10,000円/㎡程度ですので、

36坪×3.31㎡/坪×10,000=1,191,600円

残土処分やら重機回送費などがここに加わりますので、
周囲の境界塀や門柱などを考慮すればあまり現実的ではありません。

かといって何もしなければ雑草がたっぷりと生えてきます。

ある程度植栽計画を行っておけば、草抜きをしても良いですし、
面倒なら、植栽以外には除草剤を使用しても良いのです。

植栽を行っておけば、夏は気化熱で涼しい風を呼び込めますし、
木陰は住宅への日射をやわらかくしてくれますし、
目線対策にも大きな効果を発揮するのです。

そんなわけで、ニュースタでは外構と植栽はセットで提案をしています。