表題の通りです。
住まいづくりの時期、悩みますよね。
できれば損したくないし、でも、即決はできないし。
購入直後にセールだったら損した気分だし。
結論から書きますと、住まいづくりは早い方が「得」です。
本ブログは最後に考え方の「コツ」を記載します。
ぜひ、最後までお読みください。
さて、住まいづくりは早い方が「得」ということから。
これは多くの方がご存じだと思いますが、今は資材の高騰が続いています。
資材だけではなく、すべての消費物が値上がりをしていることは生活で痛感していますよね。
卵もパンも、飲み物も、衣類も雑貨も光熱費も値上がりしています。
これを「痛い」と感じているのがほとんどの方だと思います。
「痛い」理由が所得の伸び悩み。
物価が上がっている一方でお給料(所得)が伸びません。
大手企業で伸び始まったようですが、中小企業ではまだ先になりそうですし、
第一、お給料の伸びが物価の伸びについていっていないのが現状です。
だから「痛い」のです。
この「痛み」を解決するのが「転職」です。
「転職」をする人が増えてきています。
お給料が物価と比例して伸びない企業よりも、昇給している会社の方が良いですよね。
例えば中小企業はこの機会に良い人材を得ようと、昇給したりしはじめていますよね。
人材不足の現代ですので、他社に負けないように昇給をする会社は増えてきます。
そう、「転職」する人が増えるほど、昇給していくのです。
転職者が増えるほど、昇給し、「痛み」から脱却できるようになってきます。
しかしながら、昇給するとなると売り上げを、利益を上げる必要がありますから、
会社はさらなる値引(=物価増)をするようになってくるのです。
そして「痛み」を感じて「転職」「昇給」というサイクルに火が付きます。
話しがそれましたが、こうやって物価上昇は歯止めが利かなくなります。
物価が上昇するのはアパートやマンションなど、賃貸費も同様です。
大家さんだってスーパーで食料品を購入するわけですから、
日常品の価格が上がれば当然家賃を上げることになります。
どんどん家賃が上がってきてから「だったら戸建てか?」となりますが、
その時には注文住宅の価格も上がっていますから、ローンを組むのも厳しくなるのです。
つまり、物価が上昇している今、住まいづくりは早いほどリーズナブルに建てられます。
例えば、断熱も仕様もほぼ同じ家が3年で15%上がるとすると以下のようになります。
現在 | 3年後 | 差額 | |
住宅価格 | 3,000万円 | 3,450万円 | 450万円 |
住宅原価 (原価率85%程度) |
2,600万円 | 2,990万円 | 390万円 |
見た通り、3年後に建築すると450万円も高くなってしまいます。
「そりゃ知っているよ」という声も聞こえてきますが、
3年後に3,450万円の住宅を建築するとなると、ローンも大きくなってしまいます。
年収に差がなければローンを大きくすることはできませんし、老後の心配もありますよね。
だから、多くの方は3年後に3,000万円の家を建てるのです。
現在 | 3年後 | 差額 | |
住宅価格 | 3,000万円 | 3,000万円 | 0 |
住宅原価 (原価率85%程度) |
2,600万円 | 2,600万円 | 0 |
実際の価値 | 3,000万円 | 2,550万円 | ▲450万円 |
住宅原価 (原価率85%程度) |
2,600万円 | 2,210万円 | ▲390万円 |
3年後、3,000万円の住宅を建てることは可能でしょう。
住宅のコストは幅広く対応する工務店はあると思います。
でも、原価は確実に上がっています。
つまり、上記の表のように、実際には2,550万円しか価値のない住宅に3,000万円を支払うことになるのです。
今だったら450万円分のオプションを付けることができる家を、3年後にオプションなしで建てるのです。
450万円というと太陽光発電と蓄電池、造作家具をすべて削除して、部屋を1つ減らしても足りません。
多くのお客様は3年間の間にインスタグラムやピンタレストでヒントを集めて、
きっと今よりもこだわりを詰め込んだ素敵な住宅が欲しくなるはずです。
しかし、逆に「こだわり」どころか大切な要素を外した住宅になってしまうのです!!
でも、大丈夫。
しっかり検討する時間をとって、早く住まいづくりを決断できる方法を最後に書いておきますね。
それは「早くスタートする事」です。
検討する時間をたっぷりとるためには迷っていないでスタートするべきです。
土地探しからスタートしなければならないのなら、このブログを読み終えたらすぐに不動産業者さんのサイトを開いてください。
自分たちがどこに住みたいか迷っているのなら、今すぐ候補の土地をドライブして雰囲気を感じ取ってください。
そして、その作業は毎週のお仕事の休みに行うのです。
お給料を得るために疲弊をする「お仕事」をしています。
住宅の費用はお給料を得るのと一緒。
数百万円のオーダーで変わりますから、毎月の仕事よりも大変かもしれません。
そして、後悔してしまうと一生、家に帰るたびに後悔を思い出すわけですから
「そんな毎週大変だよー」なんて言ってられるわけがないのです!!
早くスタートすれば決断するまでの時間が同じだとすれば、早く決断できます。
結果、価格の上昇を少しでも抑えることが可能です。
+
すぐに契約しましょう!
と言っているわけではないのです。
でも、契約をしなければ住宅はいつまでたっても手に入りませんし、スタートしなければ契約はいつまでもできません。
土地を探すのがスタートの人、住宅会社に間取りを書いてもらうのがスタートの人、
自分自身の予算をしっかりと計算するのがスタートの人。
様々な段階があると思いますが、どの段階においても我々のようなプロにアドバイスを求めるのが一番です。
ニュースタはどの段階のお客様でもプロのアドバイスを行い、最終的に決断までの時間をスムーズにリードします。
見学会や相談会に脚を運んでみてくださいね。