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雨戸とシャッターの愚かな選択

 

誤解を恐れずに今回はブログを書きます!

 

雨戸とシャッターについて!です。
実は今朝、散歩をしながら考えていたのですが、雨戸やシャッターを設置している家は
最近建った住宅でも多いんだなーって。

 

雨戸やシャッターをつけている住宅を見ると、考えていないんだな~って思います。

 

特に大きな掃き出し窓にシャッターを付け、隣の小さめの窓にシャッターが付いていない。
トイレや浴室には面格子を付けて、シャッターを付けていない住宅を見ると。

 

雨戸やシャッターを付けたい、というお客様に私は必ず聞きます。

 

なぜ雨戸やシャッターを付けるのですか?

 

ほとんどの場合、理由はありません。
理由がなければいらないと思います。

 

+

 

江戸時代より昔はガラスは一般庶民の住宅に使えるものではありませんでした。
そもそもガラスは最近になってから一般化しましたしね。
江戸時代より昔は、ガラス窓の代わりに障子を使っていたんです。
光は入りますが、目線は対策できるから。
風は遮ってくれて、暑い日には日差しもカットしてくれます。

雨が降ると障子を外して雨戸に交換します。

障子が濡れて破れてしまいますので、木製の雨戸に交換するのです。
夜は泥棒が入れないように雨戸を閉めますし、風が強い日も雨戸です。

障子を使っていた時代には雨戸は必要な部材の一つでした。

 

ところが今日はガラスが存在します。ガラス窓を入れておけば雨でも大丈夫ですし、風も安心です。

 

+

 

さて、そして、現代です。

 

雨が降ってもガラス窓ですから、破れたり割れたりすることはありません。
台風クラスの風が吹いて、窓ガラスが割れたって、、、あまり聞きません。
泥棒?雨戸が何かの役に立ちますか?

手動の鋼鉄製シャッターは数秒から数分で泥棒は開けてしまいます。

雨戸も同様で、あっという間に開けてしまいます。
しかし、その横に小さめの窓がシャッターも雨戸もなく設置されていれば
迷わずそちらから侵入をするでしょうし、かといって小さなフィックス窓までシャッター雨戸の設置は非現実的です。

また、旅行へ行く、などの長期の不在時にはどうしますか?

閉めていったら不在なことを宣伝しているようなものですし、
逆に開けていったら「なんのためのシャッター」ってことになりませんか?
また、夜間もシャッターが空きっぱなしの住宅を見たら、留守だとばれますよね。

 

さらに、泥棒が侵入してからシャッターを閉めたら、周囲から見るといつもと変わらない風景です。

 

シャッターが空いていれば、室内で動く懐中電灯の光や、
「あれ?あそこの家って留守じゃなかったっけ?」という近所の人の気づきにもなります。

 

泥棒対策にもシャッターや雨戸はあまり役に立たないことがわかります。

 

シャッターも雨戸も抜けば若干住宅の費用が下がりますし、増やせば金額が増えます。

 

価格が高くなるのに無駄な雨戸やシャッターを付けるって何か納得できませんよね。

 

 

というわけで私は雨戸やシャッターの設置には賛成はできません。
だったら別の予算に回した方が良いように感じます