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引掛けシーリングは付けるな

ニュースタのお客様でも時々引っ掛けシーリングを選択される方がいます。

 

引っ掛けシーリングは、アパートなどを借りるときに、天井に照明が付いていない場合、
借りる人(=賃借人)が自分で照明を準備して付けることになります。
この時に、アパートの天井に円形の樹脂パーツがあらかじめついており、
そこに照明器具をガチャリと取り付けます。
この円形の樹脂パーツを「引っ掛けシーリング」と言います。

この引っ掛けシーリングにしておけば、後から照明器具を買ってきて取り付けられますし、
住宅の当初予算を抑えることが可能、というわけです。

また、「アラジン」というプロジェクター一体型のライトに付け替えて、
壁面に投影してテレビや映画を楽しむことも可能となります。

 

しかしながら、私は賛成はしません。

 

まず、住宅の初期費用を抑える、とは言え、引っ掛けシーリング費はかかります。
また、照明器具は購入して取り付けなければなりません。
仮に、現在アパートで使っている照明器具がある、と言ってもそれは中古品です。
あと何年使えるかわかりませんし、そもそも引っ越しの際に壊れるかもしれません。

引っ掛けシーリングに取り付けるタイプの照明器具は、概ね直径が60cm~80cmの大きなものが多く、
故障した場合は取り換えるのも一苦労。廃棄するのも一苦労です。

 

ニュースタが標準仕様にしているダウンライトであれば、ライト本体はコンパクトですので、
購入も交換も廃棄も大きな負担にはならないと思いますが、大きなライトだと大変です。

 

LEDであっても照明器具は家電品と同じです。
10年程度で故障しますし、昔の蛍光灯型と異なり、
ランプ(蛍光管)だけを交換するわけにはいきません。
LEDタイプの場合は器具にLED素子が埋め込まれている場合がほとんどで、
10年程度で全取り換えが必要となるのです!

 

また、リビングや廊下などがシンプルにダウンライトでコーディネートしているのに、
居室だけが野暮ったい引っ掛けシーリングに取り付けるタイプの照明器具なんて、
来客時はもちろんのこと、引っ越して少し落ち着いたら交換したくなるはず。

子供部屋や寝室など、プライベートな部屋ほど引っ掛けシーリングにする事が多いですが、
寝室や子供部屋は寝るときに天井を見上げるシーンが多く、
見上げるたびに引っ掛けシーリングに取り付けられたプラスチックの照明器具が目に入り、
その都度残念な思いをするのは嫌ですよね?

また、子供部屋を子供たちが使うのは中学~高校にかけてです。
それ以外の期間は親が書斎として利用したり、趣味の部屋として使ったり、
また、夫婦で別々の寝室として利用したりするのです。
つまり、意外と長時間滞在する部屋だったりしますから、
長い時間目に入る天井だからこそ、安易なものにしたくないですよね。

 

さらにプロジェクター一体型となれば、プロジェクターか照明かどちらかが故障すれば
全体を取り換えなければならなくなりますし、その際の手間と費用は大きなものです。
例えばプロジェクターだけが使えなければちょっとだの間は我慢できますが、
照明器具が故障となれば急いで修理しなければなりません。
外してメーカーに送れば、真っ暗な寝室になってしまいますので、
代替機を準備するか、修理をあきらめて別機を準備するようです。

つまりそういう事。

引っ掛けシーリングにすることで良いことはひとつもないのです。

 

引っ掛けシーリングにすることによって節約できる金額?
工務店さんに聞いてみると教えてくれると思いますが、かなり微々たるものです。
工事費を抑えるための工夫としては適していないと感じますので、ご参考になさってください。

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