家づくりにはどんなお金が必要で、どんな調達方法があるの?
一生に一回あるかどうかのお買い物だから、たくさんの疑問がありますよね。
特に資金の調達方法は将来の生活に影響してきますので、しっかりとした資金計画を立てましょう。
土地探しから始めて、新築一戸建てを建てる場合に必要になる費用は、以下のとおりです。
土地購入、新築一戸建て建築、その他の費用があります。
土地購入費用 | 新築一戸建ての建物本体工事費用 | その他の費用 |
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土地購入代金 所有権移転登記費用 測量費 ローン手数料 仲介手数料 印紙代 抵当権設定登記費用 税金 |
仮設工事 基礎工事 木工事 屋根工事外壁・外装工事 建具工事 ガラス工事 防水工事 タイル・左官工事 金物工事 塗装工事 内装仕上げ工事 電気・水道・ガス工事 設備工事 空調工事 |
解体工事 地盤改良工事 引き込み工事 外構工事 屋外電気工事 室内照明器具工事 カーテン工事 |
家づくりには様々な資金が必要になりますが、その資金の調達先は、主に以下の3つです。
借入をする場合は、無理なく返済できるように、資金計画を立てましょう。毎月の返済額を抑えるため、自己資金や援助資金は、総費用の20%以上が望ましいと言われています。
ただし、何年も賃貸で暮らしながら貯金して自己資金を増やそうとすると、月々の家賃と貯金で自由になるお金が少なってしまいます。 頭金なしで借りられるものもあり、早い段階で金融機関などから借入れした方が、賃貸の家賃分が無駄にならないので、住居に支払う総額が少なくなるケースもあります。
また、住宅ローンは、返済可能額によっていくら借りられるか決まります。金融機関の審査基準はそれぞれ違いますが、一般的には年収の20%もしくは25%以内が望ましいと言われています。
住宅ローンの毎回の返済方法には、金利をどのように返済するかによって大きくふたつのパターンがあります。「元金均等返済」と「元利均等返済」です。
「元金均等返済」の方が総支払額としては少ないのですが、借り入れ当初の支払額の負担が大きく、最近では「元利均等返済」が一般的です。「現金均等返済」を取り扱う金融機関も少なくなっています。
元金の返済額が毎回一定になります。残っている元金に対して利息が上乗せされるため、返済が進むにつれて、元金と利息を合わせた毎回の返済額は次第に少なくなっていきます。元利均等返済と比較すると、総支払額は少なくなります。
元金と利息を合わせた毎回の返済額が一定になる方法です。返済額が長期に渡って一定であるのが特徴ですが、総支払額は「元金均等返済」と比較すると多くなります。
出典:一般財団法人 住宅金融普及協会
住宅ローンは融資ですので、返済にあたって金利が発生します。そして、住宅ローンは3つの金利のタイプがあります。
借入れ全期間にわたって金利が変わらないタイプを「全期間固定金利型」といいます。借入時から完済まで、契約時の金利で返済を行います。
変動金利型よりも高めの金利が設定されていますが、完済までの返済額が決まっているため、返済計画がたてやすくなります。
経済情勢などに応じて、原則として通常半年ごとに金利が見直されます。また、毎回の返済額も、元利均等返済の場合は通常5年ごとに、元金均等返済の場合は通常金利変動とともに見直されます。
金利水準が低い状態が続くと、返済額が少なく済みます。一方で、金利の変動により返済額が多くなってしまうリスクがあります。
最初の契約時に2年、3年、5年、10年などの期間を選び、その期間の金利を固定するタイプです。
固定期間終了後は、その時点の金利水準で変動金利型にするか、再び固定期間を選択するかを選ぶことができます。2018年度の民間住宅ローンの実態調査によれば、変動金利型が57.0%、固定金利期間選択型が25.3%、全期間固定型が17.7%でした(住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)「2018 年度 民間住宅ローン利用者の実態調査」)。
ニュースタンダードでは、新築一戸建てを建てるための資金調達について、「ライフプラン」のご提案を行っております。いくらぐらいの住宅ローンなら実際に返済できるのか、お客様の収入を踏まえた「ライフプランシミュレーション」で、お客様の家づくりをサポートしています。
「ライフプランシミュレーション」は、個別相談(1時間ほど)で承っておりますので、家づくりのご相談や資金計画でお悩みの方は、ニュースタンダードへご相談ください。