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家賃並みのローン3

今回は賃貸住宅と一戸建ての比較をしていきます。

「アパートの家賃並みで住宅を手に入れよう」

というキャッチコピーについて、前回説明しました。
家賃並み、というあいまいな表現をご理解いただけましたでしょうか?

 

今回の話しは「家賃並み」だったら「賃貸」でいいじゃん。

 

ってそんなお話しです。

 

 

私もYOUTUBEや住宅ムック本などを見ることが多いですが、
賃貸か戸建てか、分かれるように感じます。
賃貸派の人も戸建て派の人も納得がいく説明をしてくれます。

この考え方って、実際には難しいのです。

今後の日本が、過去の日本と同じだとは限りません。
また、将来の私たちの収入が増えるか減るかもわからないからです。
こういったことがわからないままでは正しい判断はできませんし、
仮にすべてを分かっている人が混じっていたとしても
どの人がすべてを分かっているのか、わからないですよね。

 

将来の事をいくつかのパターンにわけて考えてみます。

 


 

1.物価が上がる場合

物価が上がり続けるとどうなるか?
(物価と言うのはモノの値段とサービスの値段のこと)
賃貸の場合、大家さんは家賃収入で生計を立てています。
物価が上がれば当然家賃は上がります。

そして今後、物価が上がるとすれば、今がもっとも物価が安いタイミングです。

つまり、今、住宅を購入することによって将来の家賃アップは避けられます。
物価が上がることを前提とすれば、戸建て住宅を入手した方が良いです。

2.物価が上がらない場合

物価が上がらない場合は家賃は上がらないか?

そんなことないのです。家賃収入の大家さんは年齢と共にたくさんの収入を必要とします。
例えば子供たちが大学進学して独り暮らしをする、とか、孫にお小遣いをやりたい、とか。
サラリーマンは勤める期間が長いほど、年齢が上がるほど収入が増えますが、
それと同じように加齢と共に収入を得ようと考えます。

物価が上がらなかったとしても私たちの収入は加齢と共に増えることが多いので、
将来的にはやはり戸建て住宅を手に入れておいて良かったとなるはずです。

3.物価が下がる場合

もし、これが起こると今の住宅価格で購入することは避けた方が良いです。
物価が下がるのなら、賃貸にお住まいの方が良いかもしれません。


 

家賃⇒上がらないとは限らない
アパート⇒光熱費がかかる
家賃並みの住宅ローン⇒光熱費がかかる