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上棟祭

ニュースタでは上棟祭を実施しています。

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ちょっと長くなりますが、日本の古民家をイメージできますか?
天井を見上げると太い梁が縦横に組み合わさっています。
この梁、見た目よりずっと重いのですが、クレーンがなかった時代、
これらは手作業で持ち上げられていました。

脚立も木製ですし、足場も簡易的なものだけ。

そういった中、柱を建てて梁を載せて。
この作業はとても危険で、重労働だったのですね。

柱や梁は棟梁により、あらかじめ穴があけてあり、
それぞれの部材はこの穴に差し込んでくみ上げてきますので、
組み込みが終わるとそれぞれの部材によってしっかりと組付けられます。
(しっかりと、と言えかなりグラグラしますけれどね)

そして最後、最も高いところに取り付けられる【棟】を設置すると、
上棟作業も概ね完了!となります。
この【棟】は事実上、重たい部材の最後の部材となり、
これが完了すると比較的細い木材での作業となります。

重たい木材を高いところまで持ち上がるのは危険です。
大勢の人手で、注意して安全に作業をすすめるため、
大工以外の職人や近所の方々の手を借りて作業をするのが一般的でした。

【棟】の設置が終わると無事を祝ってお酒を飲んだ。

これが上棟式の始まりです。
大工以外の職人や近所の方々に手伝ってもらったお礼として、
食事を振る舞い、お土産を持たせました。
無事に工事が完了したこと、その後の当家の盛栄のために
棟のところで神様にお祈りし、その時に鏡餅を奉納しました。
このお餅を下に下げる時に投げたのが投げ餅の始まりだと私は考えています。

小さなことでも神様に感謝した日本ならではの習慣だと思います。

ニュースタでは上棟のタイミングよりちょっと遅れて、
施主様が入っても大丈夫なように安全な足場を作ってから
上棟祭という名前で上棟工事の無事を祝っています。

クレーン車を作って作業をしますから、以前と比べると作業時間は短く、
人手も少なく済みますし、安全性もとても高いです。
でも、やはり無事に上棟工事が完了し、当家の盛栄を祈る習慣は
日本の良き文化として残していきたいと、少しですが、お祝いをしています。

このタイミングで住宅のコンセントやスイッチ位置の確認もするので、
お客様が現場に来られるのであれば・・・という時期的なこともあるのですけれどね。

長くなりました。

上棟祭にについてはまだまだ書き足りないので、また次の機会に。