2022年4月入社、つまり来年の4月入社スタッフの採用がはじまりました。
合同説明会やら会社説明会やら不慣れな日々を送っています。
学生から受けることが多い質問に、
「やっておいた方が良い勉強はありますか?」
というものがあります。
私の答えは
「お父さん、お母さんの家事の手伝い」
ふざけていません。真剣に答えています。
なぜなら、住宅会社に入ってから覚えるべきことはたくさんあります。
でも、それは入社してから覚えた方が良い事の方が多いです。
断熱や気密のことを自ら学ぼうとすればきっとネットをかいつまんで読む程度。
その程度のことであれば会社に入ってから学んだ方がしっかりと得られます。
住宅の提案に必要な事は生活の提案。
家事がわからなければ生活の提案などできるわけもありません。
1人暮らしをしているから ⇒ いや、家族の生活とは全く違います。
親の家事なんてテキトーだから ⇒ いや、そのテキトーだと思っている事、案外大変ですから。
家事なんて知っているから ⇒ だったらやってみなさい!
というわけで、家事を実践することは私たちの業務には必ず必要になります。
他の会社ならともかく、ニュースタに家事を知らない人間は必要ないです。
絶対に必要になってくることですからね。
住宅会社に就職する時に必要な知識は?
家事です。
未経験ですが大丈夫ですか?
家事を経験したことがあれば概ね大丈夫です。
他に知っておくことは?
家族でキャンプに行くときに必要な事を知る事です。
もちろん見積書を作成したり、技術を習得したりする、スキルだって大切です。
でもですね、それらはどんな業種だって必要になります。
スーパーだったら鮮度の良い野菜の見分け方が必要になりますし、
本屋さんだったら売れる本の並べ方を知る必要があるんですよね。
それらは会社で教わることができます。
家事は家庭でしか覚えることができませんし、
キャンプはキャンプに行かないと知ることができません。
住宅会社における必要な知識は「毎日を生活すること」ということ。
これから住宅業界を目指すのであれば、ぜひ、心掛けて下さい。