これから建築する予定の場所にあった大木を伐採しました。
元々は小さい木であったこと、その周りに住宅が密集してしまったこと、
誰も切り詰めなかったことで、どうにもできなくなってしまいました。
密集した住宅の合間に大木が数本、周囲の住宅の雨どいは詰まるし、
切り詰めるにも大きくなりすぎてしまい、手が付けられません。
今回、住宅建築のために一部住宅を解体したため、
思い切って大木を数本、業者さんにお願いして切り倒してもらいました。
現場は本当に住宅が密集しています。職人さん曰く、
「針の穴に糸を通すより難しいぞ」
無事に切り倒しは完了して、それらを取り囲む職人さんの写真です。
総重量10トンの大きなケヤキの大木はすでに売却済みだそうです…。
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ちなみに売却された木がどうなるかというと、数年間は何もされません。
じっくりとじっくりと中に含まれている水分が抜けるのを待ちます。
そして、数年後、適度な大きさにカットしてさらに数年間放置します。
(最初からカットしてしまうと反りや曲がりなどが大きすぎるのです)
数年経って内部の水分が抜けると、反りや曲がりも出尽くしているので、
そこから必要な大きさに切り出していきます。
切り倒された木がどうなるのかは十年ぐらい先にならないとわかりません。
植えられてから数十年の時を掛けて大きくなった木は
切り倒されて十年近い時間を使って使われます。
とても長い時間を使って木材は作られているのですねー。
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