先日、ご集金に伺ったＫＡ様邸です。
ダイニングテーブルの配置が変ったので、照明器具がずれてしまったと。
というわけで、照明器具の位置を微調整です。
年が経てばご家族の構成が変っていきます。
ダイニングテーブルの真上に配置した照明器具も、
周辺の収納のレイアウトやテーブルの大きさに併せて
どんどんと変化していくもも。
現在、政府が提唱している「２００年住宅構想」では
スケルトン（構造）とインフィル（内装）の分離を訴えています。
断熱気密がしっかりした構造で長寿命を実現させて
家族構成に併せて可変的な内装を持たせましょう、と。
きちんとした構造体であれば長期の耐久性を持ちます。
高気密高断熱住宅や、ＳＣの家は他から見ればとても高価です。
しかし、長期的に見ればランニングコストも抑えられるわけですし、
寿命が長いことで建替えの費用も長スパンになるわけです。
ご家族の構成に併せて建替えるのもひとつの方法だと思いますが、
（その方が新築工事の物件数は増えて建築業界は潤うのですが…）
長寿命住宅がこれからは必要だということも知っておいてください。