時々こうして屋根の上にあがります。
写真は古い和風の住宅です。
実は写真を撮っている私の背中側にもう一軒住宅があり、
私たちはその背中側の住宅の調査で屋根にのぼったのですが、
ついでに（？）立派な和風住宅の屋根も撮影したものです。
瓦職人さんといろいろと調査すると、案外いろいろなことがわかります。
この瓦を葺いた職人さんのやり方、丁寧なところ雑なところ。
興味を持っていろいろなところを見ることで私自身の引き出しも増えます。
今回初めて知ったことが、「陶器瓦」にも良し悪しがある！ということ。
陶器瓦の耐久性は半永久的なもの、というのが建築業界の常識でした。
しかし、一時期、粗悪な陶器瓦が出回っていたようで、
その当時の瓦を使用した住宅が現在雨漏りの原因となっているそうです。
当時、激安瓦ということでずいぶん引き合いがあったそうです。
現在のものはクオリティーが高いので大丈夫だと思いますよー、
とは瓦職人さんの弁。
20年ほど前に安く新築した住宅は要注意だとのこと、ご自宅は大丈夫ですか？