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長崎原爆忌

今から66年前の今日、広島に続いて長崎に原子力爆弾が投下されました。
長崎だけで15万人近い人の命が奪われました。(広島は14万人が亡くなっています)
日本は戦後、高度成長を経て現在の豊かな国への復興を遂げました。
そして今、兵器としての原子力ではなく、インフラとしての原子力によって
大きなダメージを受け、予断を許さない状況となっています。
市民団体の調査により(費用は市民が負担し、調査は同位体研究所による)、
首都圏の土壌汚染の状況が公表されました。
調査結果によると、チェルノブイリにおける避難相当の
土壌汚染がされていることがわかったといいます。
9月上旬に、県内の土壌汚染の調査結果が件のサイトで公表されます。
福島第一原子力発電所は落ち着きをみせ、半径3km圏内の住民の
一時帰宅ができる状況にまで改善しているようです。
しかし、本当に安心なのかどうかはまだまだ疑問が残りそうです。

我が家の子供たちです。
子供たちのために何かしてやれることはないのだろうか?
「もんじゅ」やその他耐震性に疑問がある原子力設備、
津波の可能性がある原子力設備もまだまだ多いはずです。
これを止めるためには多くのリスクがあることはわかります。
「止める」と宣言すると、各方面から圧力もかかるとは思います。
でも、「安全」のためには他に方法はあるのでしょうか。
「国民の安全」と「保身」、どっちが大切なのでしょうね?
原子力で多くの犠牲を出した国ならではの勇気を見たい。
そして、できることならその勇気に賛同したい。