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心地よさの真髄

12月に完成見学会を予定している日立市の現場に行ってきました。
建物がほぼ完成し、いよいよ外構へと進んでいく段階です。

ニュースタの家は外構まで設計をします。
そうすることで、より心地よく暮らせると考えるからです。

リビングやダイニングなど居場所になるところから窓の先に
風景と高さを測っていきます。これにより塀の高さや植栽のボリューム感を考えていきます。

心地よさとは、ただ快適な空間にいることだけではありません。
それは、暮らしの一つひとつの瞬間に感じる安らぎや安心感から生まれます。

たとえば、居場所から窓の先に広がる景色。
カーテンを開けたとき、どんな風景が目に入るでしょうか。
歩いている人や車、向かいの家の窓――気になるものが多ければ、自然とカーテンを閉めたくなるかもしれません。

本当に心地よい空間は、そんなときでもカーテンを開けたくなるような環境をつくること。
自然や光、人の気配と上手に調和し、外の世界との距離感を心地よくコントロールできることが、暮らしの真髄と感じます。

デザインや性能はもちろん大切です。
でも、本当に大事なのは、住まい手の方の心に届く豊かさです。
毎日の暮らしの中で、安心と安らぎ、そしてちょっとした喜びを感じられること――
それこそが、心地よさの真髄だと考えています。

12月の見学会を楽しみにお待ちくださいませ。
㈱ニュースタンダード 代表取締役 白井辰典