「日立」という場所に昭和元年の頃に材木店を出しました。今からずいぶんと昔のことです。30年前にお客様の声にこたえる形で、建築の世界に進出しました。
実は、材木店が建築業を営むことはタブーでした。材木店のお客様は「大工さん」や「工務店」です。問屋が小売りをしてしまったら、一般よりもずっと安く売れてしまいますから、ずるいですよね。
でも、地元で長く営業していることは信頼に結びつくようで、「森材木店に家作りを任せれば安心だ」なんて言われたら建築することを拒むわけにもいかなくなってしまいます。
逆に、信頼を受けてしまうと嘘をつくこともできません。地元で長く愛されるための条件は「正直であること」が絶対なのです。こうしたことで、現在に至っています。

「住まいづくり」を単なる箱づくりと考えていませんか？
でも、その箱の中には「生活」があります。例えば共働きだったり、双子だったり、お父さんが出張が多いとか、お母さんが看護師さんで夜勤が多かったり、すごく多趣味なご家族だったり、料理が大好きな奥様だったり、犬や猫などペットがいたり、 ピアノを習っているお嬢さんがいたり、本をたくさん読むご家族だったりなど…。

でも、本当にライフスタイルを考えるなら、ご家族の未来をイメージして住まいづくりをすることが大切です。

床材やシステムキッチン、外壁や内装材など、そうした見た目だけですべてをコーディネートしていくことが家づくりのようになっていますが、そうではなく、家に住んでからどういう生活をしていくのかをイメージしてみてください。

完成した時の見た目や豪華な設備仕様などに目が行ってしまい、メンテナンスやその後の経年の変化や使い方を考えていない家をよく見かけます。

床材はいずれ汚れていき、傷つき、痛んでいきます。システムキッチンは汚れて傷つき古くなります。
広い広いバルコニーは防水面のメンテナンスに結構な費用が発生します。10年くらい経って、防水工事の見積書を見てびっくりするでしょうね。
だからニュースタンダードでは、ご要望として必要がないと判断出来ればバルコニーはご提案しませんし、外壁にメンテナンス費用が多く掛かるサイディングを使いません。
屋根のスレート瓦もグラスウールも合板フローリングも、10年くらい先になると想像以上に高いメンテナンス費用が必要になるものはお勧め出来ないため使用していません。

色々考えた上で、私たちは何年も長く使える自然素材を採用しているのです。床には無垢材を使い、経年変化を楽しみながら永く使える材料をご用意しています。外壁材なども、漆喰やガルバリウムなど耐久性やメンテナンス性に優れた素材を使用し、皆様の大切な資産をより価値のあるものとなるように日々研鑽を重ねて家づくりをしています。

そしてニュースタンダードでは、皆様に永く大切に住んでいただくために、その住宅がある限り無償で点検を行うサービス「ハウスドクター」も行っています。このサービスはオーナー様の間でもとても好評をいただいております。

ニュースタンダードという会社は、家づくりが大好きで、ニュースタの住宅が大好きなスタッフが、より良い家づくりの原動力となっています。ですからこそ、まずは一度ニュースタンダードのスタッフに会って、話してみて欲しいのです。
そしてそのスタッフに、何でもご相談をしてみてください。住まいのこと、資金のこと、土地のこと、キッチンのこと、平屋ってどうかな？とか、二世帯住宅を建てる時の不安、ローンを組む不安、すべてが初めてでわからないことばかり、どうしたらかっこいい間取りの家に住めるのだろう…。

完成見学会や構造見学会、相談会や勉強会など、ニュースタンダードでは毎月開催しているイベントがあります。
ぜひ、こうしたイベントで私たちに会ってみてください。そして、皆さまの家づくりの相談相手に相応しいかどうかを確かめに来てください。初めから直接会いに来られるのが不安でしたら、メールをください。資料請求をしてみてください。ブログやインスタ、LINEにコメントをいただくことも歓迎します。
ニュースタンダードのスタッフは、あなたが必要とする情報をご提供させていただき、良き家づくりの相談相手、パートナーとなれるように、精一杯のお手伝いいたします。