今年の1月30日から株式会社ニュースタンダードの代表取締役を務めさせていただくことになりました白井辰典と申します。
私は地元工務店で約3年間、現場監督として働き、2010年5月にニュースタに入社しました。その当時のニュースタは自然素材を活用した高性能な住宅のみを提案していました。
今では割とスタンダードになりつつありますが、15年も前にそこまで絞った家づくりをしていた工務店に他にはなかったように思います。
15年前は前代表の森とスタッフを含めても約5人ほどの小規模な工務店でありましたが、自分達が心からおススメしたい家づくりを提案していました。
そこから15年経った今では、ニュースタのいえづくりに対する想いに共感していただけるお客様やスタッフにも恵まれ、年間15~20棟の建築を請け負えるまでに成長しました。
私自身も10年前に自邸の建築を通して性能、デザインの大切さを学び、家というものがどうあるべきなのかということをよく考えるようになった気がします。
家というのは、1人の居場所であり、家族の居場所です。
この先、その場所で、どのような生活ができるのかが重要なのです。
ニュースタの家づくりで大事にしているのは日々の【生活(暮らし)】です。
毎日の何気ない生活が暮らす家によって変わってくると感じています。
例えば、リビング窓の先の景色が道路や車が走っている状況ではカーテンレースを閉めた生活になる思います。
それは見たい景色になっていないことが原因です。むしろカーテンレースを開けていたら落ち着くない状況になるでしょう。
ニュースタではなるべく窓を開けやすいような窓の大きさや配置計画、窓の先の景色を高めるため、木塀で目隠し、植栽で自然の雰囲気を作ります。そうすることでカーテンレースを開け、外を眺める生活になるのです。
私の自宅では、朝起きたら息子がブラインドを開けるというのが毎日の日課となっています。
窓の先には自然が溢れ、季節によって景色が変わります。空が見え、樹木が見え、1日の始まりを感じることができるのです。
私にとって何気ない日常ですが、居心地の良い朝をむかえることができています。
これは我々の提案する住まいポイントの一部に過ぎませんが、
大事なのは、この家でどんな生活(暮らし)ができるのかということです。
ニュースタでは他にも高機密高断熱や高耐震性、自然素材を使った飽きのこないデザインを提案しています。
これらも同様にその先には生活(暮らし)があります。
人生の時間の中で長く過ごす家だからこそ
心地良い空間であるべきなのではないでしょうか。
これからも新生ニュースタンダードは、素晴らしいスタッフや職人さんと共に
素敵な住まいづくりを提案していきますので、引き続きよろしくお願い致します。