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家の本質

 


この度の令和6年能登半島地震で命を落とされた方には心からお悔やみ申し上げます。
また、全壊、半壊された住宅のオーナー様、けがをされた方、
加えて本震災により被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。

ニュースタは2011年に起きた東日本大震災により、
壊れた住宅を廻り、少しでもお役に立てるよう尽力をしましたが、
震災により一度に大きな被害を受けた住宅の修理には時間と人手がかかります。

寒く、不安な日々を過ごされている被災地の皆様のことを考えると
辛く、心が締め付けられる思いでいっぱいです。
被災地の皆様が一刻も早く、日常を取り戻すことを心からお祈り申し上げます。

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本ブログは2023年12月30日に作成したものです。

令和6年能登半島地震より以前に作成されたものであり、
本投稿における「地震」と本震災には関連はございません。

 

本震災においても多くの住宅が全半壊しました。

 

家の本質は命を守る場所、と、以前から発信をしています。
震災の度に家の耐震性能が話題に上りますが、
木造住宅2階建てまでの住宅は耐震に対する検討をされていないケースが多いです。

木造住宅における耐震強度は「避難をする時間を稼ぐ」ためもので、
地震で壊れないというものではないのですが、
避難する時間を稼ぐことはつまり、命を守る事です。

 

住宅メーカーが耐震の検討すらせずに住宅を建てる理由の一つがコストです。

 

多くの場合、住宅メーカーの比較は価格比較でもあります。
価格を比較される中で、見えるデザインにばかり注目が集まり、
また、見える動線などにばかり注目が集まってしまい、
耐震性能や断熱性能は二の次にされてきたのが現状の住宅市場です。

 

コスパの良い家、というキーワードが飛び交っていますが、
私からすれば地震で全壊するのがコスパの良い家とは思えません。

 

もちろん、地震には想定外の揺れがつきものです。
ニュースタの住宅は地震に対する検討を行った上で建築をしていますが、
それでも想定外の揺れや地震周期によっては壊れてしまう可能性も否めません。

 

しかし、だからと言ってこういった検討をしなくて良い理由にはならないのです。

 

ニュースタの住宅は耐震性能を高めるための工夫も、断熱性能を高めるための工夫も含まれます。
地震が起きて停電した時に小さいエネルギーで家の中を少しでも快適にできるか?
地震が起きて大きく揺れた時に自宅に対する安心感をもつことができるか?

 

100年200年に一度の大きな揺れかもしれませんが、
命を守れる住宅にしておく必要は絶対に大切です。

 

2024/1/4追記

 


 

 

私は「家の本質」についてを話しています。

 

デザインも大切だけど、素材も大切だけど、本質は「命をまもる場所」ということ。

 

当たり前!!

 

と思った方、正解です。
家の本質は「命をまもる場所」が「当たり前」です。

 

しかしながら、家の本質が「命をまもる場所」ではない事も少なくありません。
それは「耐震等級」という指標を見ればわかります。

住宅には「耐震等級」という地震に対する家の強度を表す数値があります。

 

耐震等級1は建築基準法通り、

耐震等級2は等級1の1.25倍

耐震等級3は等級1の1.5倍。

 

全国で新築されている住宅のうち、9割以上が耐震等級1です。
建築基準法通りだから良いんじゃない?
そう、建築基準法通りだから良いのです。

 

でも、

 

地震の度に、いや、災害た度に「想定の範囲外」という言葉が使われます。
建築基準法で想定されるよりも強い地震エネルギーの可能性は高いです。
また、建築基準法で定めているのは

 

地震で壊れない

 

ではなく、地震で「ゆっくり」壊れる。です。
ゆっくり壊れるので退避する時間を稼ぐことができるのが耐震等級1です。

つまり、等級1であっても家は壊れる可能性があるのです。

 

急にバタンと壊れたら命を失ってしまいます。
つまり、命を守るために耐震等級1は定められています。

 

等級2、等級3はなぜ設けられているのでしょうか?
等級1で【絶対に安全】であれば、等級2や等級3は設けられません。
命を守るために等級2や等級3が存在しているのです。

 

であれば、「命をまもる場所」が家づくりの本質だとすれば、等級3(一番高い数値)が
標準仕様になっていて当たり前、だと思います。

 

また、寒くなって増えるのが家庭内死亡事故。

 

家の中で亡くなる人が多いのは冬。原因はヒートショックです。

 

住宅の断熱性能を高めればヒートショックによる被害者は激減するのですが、
断熱性能は義務化されていませんから、予算に応じて断熱性能は下げられます。
だから日本のヒートショックはいつまでも減らないのです。

 

海外では命を守るために高気密高断熱住宅は当りまえ。
しかしながら日本では予算を下げる時に真っ先に削られるのが断熱性能。

 

ニュースタでも予算が合わない場合、「断熱は必要ないから安くして」と言われます。

 

家の本質である命をまもる場所であるためには断熱は必須です。
ヒートショックで命を失う人が多いのに、なぜ断熱を削れるでしょう。
断熱を高めれば光熱費を下げることができ、家の寿命を延ばすことができ、
外の雑音も入ってこなくなり、家の中の音も外に漏れにくくなり、
そして、生活していてとても快適です。

 

 

家の本質。

 

 

本質を高めた家づくりをしていただければ幸いです。

 

 

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