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断熱と矛盾

 

私が建築の業界に入ってから25年近く経ちます。

 

それほど勉強家というわけでもないのですが、さすがにこれだけの期間を掛けると
住宅建築に関する事はだいぶ分かってきたと思います。(信じたいです)

 

多くの業界において、新人は疑問を持ちます。

 

私もこの業界については多くの疑問を感じました。
そして、それが「闇」だという事もわかってきたのです。
ただ、この「闇」を書いてしまうのはダメだとわかっています。

「闇」を私が書くと、

「他を悪く書いて自分の評判を上げようと思っている」
「他人の悪口」

「闇」は結果的に傷つける人を作ってしまいますから、
逆に私の発信する内容そのものを棄損してしまうことになります。
だからこそ、「闇」については書けません。

 

断熱の「闇」をお聞きになりたい場合は、ニュースタの勉強会などにご参加ください。

 

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話しをタイトルに戻します。

 

私が感じた矛盾について、です。

 

YOUTUBEでお話しした内容とも重複しますが、家全体を断熱しておきながら部屋単位で冷暖房をするのは違和感を感じますよね。
冷暖房を部屋単位で入れる住宅は部屋ごとに断熱をすべきですし、
全館をコントロールするのなら家全体を断熱すべきなのです。
だからニュースタは全館をコントロールする冷暖房の方式をとっていますし、
断熱は家の外周をぐるりと回すように設計をしています。

 

でも、各室にエアコンをつける前提で設計しつつ、家全体を断熱している住宅が日本のほとんどです。

 

そう、私が25年前に感じた違和感は今でも家づくりに反映されていない、これがほとんどです。

ニュースタで20年ほど前にお付き合いがあった有名な建築士さんはこう言いました。

 

「森くん、家の断熱なんて必要ないんだよ。冬は寒いものだし、当たり前なんだよ」

 

私も同感です。
でも、だから断熱をいれなくても良い、という理屈が通るのなら
だったら冬は暖房を付けないでほしいのです。
寒いもので、それが当たり前なのなら暖房だって必要ないでしょ?

でも、その建築士さんは

 

「暖房を付けなかったら死んじゃうよ」

 

と言うのです。

 

 

皆さんは違和感を感じませんか?

 

 

私は感じます。

 

 

暖房をつけるのなら、その熱の効果を活用できるよう断熱を熱くしたら良いのでは?
これからの環境を考えればエネルギーを減らせるよう、少ない熱で保温できた方が良い?
健康問題を考えても家の中は暖かい方が良いのなら、断熱は高い方が良いのでは?

 

 

つまり、「なぜ断熱を入れるのか?」が知られていないのです。

 

なぜ断熱を入れるかを理解していれば断熱材の入れ方や暖房の付け方が変わるはず。
これらの部分を工務店や住宅メーカーに任せっきりにしてきたから、
各工務店や住宅メーカーが不良住宅をたくさん生み出してしまいました。

しかし、それを見て見ぬふりをしてきてしまった行政は今更不良住宅とは言えませんから、
結果的に不良住宅とは言わずに少しずつ是正をしていけるように舵を切っています。

 

この舵切りが少しずつなので過渡期の不良はどんどん生まれる。

 

 

つまりそういうことなのです。

 

 

矛盾のない家って何だろう?
矛盾に気づいた住宅会社が作る家こそ、矛盾のない家だと私は思います。

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