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汎用性について考えてみた

 

家づくりのポイントのひとつが間取りづくり。

 

以前から私は【間取り集】のようなものから間取りを決めることはダメですよ、とお伝えしています。
今回はちょっと違った観点から間取りについてを書いていきますね。

 

子供用の椅子に成長に合わせて高さを変えられるものがあります。
下は子供の成長と共に座面と足掛けの高さを簡単に変えることができる、
Stokke(ストッケ)のトリップトラップです。

出典:amazon.co.jp

子供の成長に合わせて高さを変えられる、だって子供は成長するからね。

 

 

成長しない大人用でも高さを変えられるものがあります。
下の写真は座面やひじ掛けの高さを簡単に変えることができる椅子です。
座面の傾きや腰のカーブも変えることができるので、疲れにくい椅子として有名な

Herman Miller (ハーマンミラー) のアーロンチェアです。

 

出典:amazon.co.jp

 

私たちは家具に「汎用性」を求めるのです。

 

固定棚のものより可動棚のものを選ぶのは入れるモノに応じて高さを変えられた方が汎用性が高い。
サイズの異なる引き出しをたくさん配置した整理棚を選ぶのも汎用性の高さ。
これから先、子供は大きくなるし、家電品はサイズが変わっていくし、大人も太ったり痩せたりするし。
ワークスペースの用途も勉強したりプラモデルを作ったり、ぼんやりしたり、椅子の高さも変わります。

 

つまり、私たちは家具に「汎用性」を求めるのです。

 

ところが家の間取りになると「汎用性」を追求しなくなる。
例えばリビングダイニング以外の部屋は、「寝室」や「子供部屋」のように用途を持たせます。
用途を持たせることはつまり、汎用性を下げることとなるのです。

子供が成長したら、とか、受験シーズンには、とか、親が年をとったら、と、考えれば
そんなに部屋数は必要がないはずなのですね。
子供が自分の部屋で一人で寝るようになるのは早くても小学校の高学年です。
遅い子は中学生になってもパパやママと一緒に寝ています。

また、自分の部屋で勉強をする子もいますが実は多くないのです。
昔の大家族の時代であればリビングもダイニングも人であふれていますから
自分の部屋が欲しかった、というのはあるかもしれません。

でも、今は子供は2人以下の家庭がほとんどです。

 

パパが帰ってくる前だったら、ママはキッチンにいて、ダイニングテーブルは広々と使い放題。

 

なぜ、子供部屋を配置し、使いにくい学習机を置くのでしょうか?
子供部屋もお子さんが生後数か月のうちから計画したって、
実際に使用するのは10年以上経ってからで、
その10年の間に物置と化した部屋をいざ、子供部屋に使用するから大変なのです。

 

最初から子供部屋など設けずに物置でも配置しておいた方がよっぽど良いと思いませんか?

 

また、子供の年齢差によっても部屋を2つ必要かどうかは異なります。
お子さんが一緒に部屋を使うような年齢差なのか、それとも子供部屋一つを
子供の成長と共に部屋として使っていくのか、はケースバイケースです。

 

将来年をとった実家の母を引きとる。

 

と、引き取ったケースはかなりレアです。
私も子供がいますが、子供たちに部屋を準備されるぐらいなら、
安いアパートでも借りた方が気が楽です。
仮に子供たちが8帖の部屋を用意してくれたとしても、
廊下や予備のトイレなどを含めて考えれば12帖程度の広さが余計に必要になり、
坪当たり50万円の家と考えれば

6坪×50万円=300万円

の費用が発生するわけで、だったら家賃5万円のアパートに60か月住めるわけです。
親だって馬鹿じゃないですから、老後の蓄えも少しはあります。
子供たちの300万円をあてにしている親は少ないと思いますし、
だったら、子供たちにその費用を自宅のグレードアップに使って欲しいのです。

 

例えば親が同居する必要が出てくるのはどんな時?

 

大病し、一緒に住まなければならなくなった時。
でも、子供たちが一緒に住んでいれば親と一緒に住むのは
(たとえ部屋が余計にあったとしても)親も子供も、私たちも大変です。

だから、きっとこう言うのです。

 

 

「ちょっと落ち着いたら一緒に住もうよ」

 

 

落ち着くのはいつか?
多くの場合が子供が成長し、独り立ちした後ですね。
生後数か月の子供でも、20年たてば立派な大人です。
その頃には一人暮らしをできる環境にあるかもしれません。

 

+

 

話しがややこしなったのでまとめます。

 

つまり、主寝室だの子供部屋だの分ける必要はないのです。
主に主寝室に使う部屋。子供部屋に使う可能性の高い部屋。
子供たちの成長に合わせて客間として使ったら良いですし、
親の年齢に合わせてパパとママがそれぞれの趣味部屋として利用したらいいのです。
リモートワークの部屋として使うこともできますし、
プラモデルやコミックを置いておく部屋にすることもできるのです。

 

成長やライフスタイルに合わせて「汎用性の高い」住宅こそが必要で、
それはちょっとだけ想像力が必要になるわけなので、
面倒くさいから居室をそれぞれ作ってしまうのです。

 

 

相見積もりをとったりして工務店やハウスメーカーを比較する時間があったら
家族のライフスタイルや家の汎用性をよく考えてみてください。
また、ステレオタイプな3LDKや4LDKではなく、ライフスタイルに合った間取りを考えてください。

それは自宅の資産価値を高めるためにも役立つはずです。
だって、どんな家のどんなライフスタイルにも合うのですから。
資産価値の高い家で、汎用性の高い家を手に入れてください!