ウッドショックで住宅コストが上がっています。
これから住宅を、と考えている方は、早めの決断をおすすめします。
木材のみならず、すべての資材が高騰しています。
住宅価格は今後、下がることはなく、資材費の高騰と共に上がり続けます。
ウッドショック、が元凶ですので、木造住宅のみのように考えられていますが、
実は鉄筋コンクリートのマンションなども大きく価格が高騰します。
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木材価格は倍近くまで高騰しており、そのまま停滞しそうな雰囲気です。
アメリカにおける木材価格は暴落が始まっていますが、
おそらく日本では元の価格に戻ることはないというのが専門家の予測です。
木材価格が高騰するだけではなく、金属の価格も高騰しています。
さらに、原油価格、ガソリン価格も上がっています。
そうなれば流通全体の価格が上がりますから、すべての資材価格が
高騰してくるのは想像に容易いです。
大手のハウスメーカーさんも価格高騰に追随するために
新商品をリリースして新価格でカバーをしているようですし、
これは、大手や中小、我々零細に関わらず、大きな問題です。
これから住宅を検討しようと考えている方であれば、早めの決断を、
と、冒頭で書きましたが、この価格の高騰が主な理由です。
現時点での価格が最安で、今後は価格の高騰が続くというわけです。
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低コストメーカーは外国の安い木材を使うことで価格をさげていましたが、
外国の安い木材の価格高騰がもっとも大きいため、厳しい状況、
数多く販売することが戦略ですが、これも厳しくなりそう。
低コストメーカーに依頼する場合は予算の見直しを。
ニュースタにおいても、住宅価格の高騰を避けるため、一部仕様の見直しをはじめています。
ただ、家づくりに必要な事は【地球に貢献する】ことですから、
部材が安ければ良い、というわけにはいきませんので、
国産木材の使用は続けていきますし、断熱気密の性能を下げるつもりもありません。
ニュースタらしい家づくりを今後も続けていこうと考えてます。
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話しを戻します。
ウッドショックはアメリカでの住宅建築ラッシュがきっかけです。
少し遅れて中国でも住宅建築ラッシュが起こり、木材需要が増えています。
中国は資金面で有利なので、それに引っ張られて木材価格が上がっています。
え?
中国は資金面で有利?
いや、わかっています。
でも、やはり、日本は資金面で不利な国になってしまったのですね。
こうやって考えてみると、それはそれでショックです。
日本が世界の経済のトップを走っていたのは昔のことになりつつあります。
もちろん働き方改革も大切ですが、早く変えることが働き方改革ではなく、
生産性の高い仕事をすることが働き方改革。
短い時間で今までと同程度、いや、今まで以上に生産性を高めなければ私たちに先はありません。
そう、これから住宅を、とお考えの方は、早めのアクションを。
そして、生産性を高めてお仕事を頑張ってください。僕も頑張ります!