連休中は朝から晩まで打合せの森です。
昨日の晩はカビでお悩みのお客様のお住まいへ。
アレルギーで苦しむお子様のお悩みを聞いてきました。
そんな話を聞けば聞くほど私たち住宅業界の使命を感じます。
71年の生まれの私は、幼いころからアトピーで悩まされました。
アトピーは単なる湿疹ではありません。
ひどくなると水泡から水がでて、膿んだようになります。
友人知人に見られるまいと必死で隠し、かゆくてかゆくてつらかった日々もあります。
今でも時々ですが、辛い時があります。
花粉症は18歳から。
思春期の異性に興味を持つお年頃は鼻水を垂らしてしまうのがコンプレックス。
いいところで「ヘップシュン!」なんて事も。
花粉症の症状がひどい数か月はただ耐えるだけの期間です。
71年というとオイルショックの頃。
この頃からアレルギーの症状が目立ち始めたのではないでしょうか?
そして、私の世代の頃から花粉症が目立ち始めています。
このオイルショックとアレルギーは密接にかかわりがあるのでは?
というのが私の持論です。
オイルショックを機に日本は省エネへシフト。
グラスウールとアルミサッシを普及させたのがこのオイルショックです。
私の住む家は鉄筋コンクリートの建物(モリハウジングの建物です)。
窓は鉄のフレームにガラスは一枚。
当然冬は寒く、暖房を使えば結露します。
ガラスは当然ですが、壁も結露してビショビショ。
そんな家ですから当然カビダニが多いわけです。
このような環境は過去にはなかったわけで、
そういった住環境こそがアレルギーを生み出した、と思う一番の理由です。
住宅業界の私たちの使命は住環境をよくすること。
昨日の打合せでも、「高断熱住宅は体が弱る」と言われました。
逆です!
高断熱住宅こそが健康を維持するために必要な住宅です。
信念を持って今日も一日頑張ります!