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太陽光発電は雨でも快調!

実はモリハウジングのオフィス前にはこんなものが置いてあります。

小型の太陽光発電パネルに接続されたモーターがCDを回しています。

雨の日も快調に回っています。曇っていても雨でも発電しているのです。
以前の記事(←クリック!)にも書いたのですが、災害では危険物となってしまう太陽光発電パネル。
エネルギーに対するスタンスが変わる私たちにとって、大切な部材だと言えるでしょう。
ただ、発電するのは昼間のみというのも事実。

実際、私がドイツへ行ったとき(2012年)は、太陽光発電パネルを南ではなく、東西に向けるよう指示が出ていました。
時間による発電量に偏りが出ないようにとのことでした。

経産省から今後の普及努力を求められる『ZEH』(ゼロエネルギー住宅)。
住宅のエネルギーをゼロにするためには再生可能エネルギーの設置が必須となります。
この再生可能エネルギーも価格的にも性能的にも太陽光発電パネルぐらいしかありません。

でも、設置する金具の寿命や、今後極端に強くなりそうな風や雨、台風などの影響を考えると、
太陽光発電パネル一択で、他に選択肢がない状況の中で『ZEH』の推進も疑問が残ります。
『ZEH』を住宅単位でばかり考えないで、地域で大きく考えることもできるのでは?
そうなると、地域の住宅躯体性能を上げていくこと、町ぐるみの断熱改修が必要となりますが、
地域全体で使用する大型のコージェネレーターの設置、同時にできるお湯を各戸にライフラインで配布する。
コージェネレーターはペレットを使用することで再生可能エネルギーとなります。
(これは2012年当時、すでにドイツで実施されていました)
空き家になっている危険家屋などに太陽光発電パネルを敷設し、地域で草刈などの管理をする。
もちろん風力発電や河川があれば水力発電など、「地域」という一括りがあれば
一家族という負担では不可能なことが可能となるはずなのです。

『ZEH』に補助金を出す計画もあるようなのですが、一棟一棟の手当てよりも
地域という一括りに補助金を出していく方が可能なことが増えると思います。

ちなみにドイツの太陽光発電パネルですが、2012年にはドイツの産業としては破たんしかけていました。
理由は中国の安いパネルが進出してきたから。

現在の政策では補助金は一定ですから安い外国製のものの方に動いてしまいます。
国産の太陽光発電パネルは価格戦争で弱体化してくのはわかりきったことです。
『地域』に対する政策と共に『内需』を拡大できるように。
そんなことを考えていくと、『ZEH』は単なる家庭の事だけではもったいなく、
日本を救う存在になるように感じるのは私だけでしょうか?