木造住宅の建築現場でもヘルメット着用義務が増えてきました。
しかし、なかなか定着しません。
第一の原因が、滅多に上から物が落ちてこないことです。
木造住宅の建築現場は大工さんが一人ないしは二人で進めます。
大勢で工事を進行していれば上から何が落ちてくるかわかりませんが、
少人数であれば、あまり落下物の心配はいりません。
それから職人さんの中には危険を美学とする方がいます。
ヘルメットを被って身を守ることはカッコ悪いのですね。
なもんで、ヘルメットや命綱をつけないのです。
私たちは職人さんの美学より安全が第一と考えています。
高所作業の時にはヘルメットを着用するようにしています。