今日は解体の現地調査でした。
行ってみると、学校です。
以前は溶接工や機械工など技術者の学校でした。
日立の街の中にこんな施設があったんですねー。
ギシギシとなる階段、ひび割れた黒板、
板張りの天井、コンクリート製の水場、、、、
なにもかもがノスタルジックで、雰囲気が良いんです。
地震の影響で外壁が大きくひび割れ、
中の木材が見えてしまっていて、
余震で崩壊する可能性もあるため、
この機会に解体してしまおう!ということのようです。
地震がなければずーっと残ったかもしれません。
私自身も忘れられない記憶となった地震です。
でも、住宅建築の仕事だからこそ、
「誰かの役に立てている」と感じられるのかと思います。
そもそもこのために私はこの仕事に就いたのかもしれない。
人生の事柄に理由はないのかもしれませんが、
なんとなくそんな風に感じますね~。