実は今月発売の『茨城の注文住宅』に
モリハウジングの住宅が掲載予定でした。
雑誌社から好意で頂戴した写真
ところが残念なお知らせが出てしまいました。
雑誌、とは言え地域の書店に配送するものを考えれば
かなりの冊数になってしまうんですね。
それを被災地である茨城県の書店に配送する燃料があるのなら、
救援物資や資材の運搬に使ってほしい、という雑誌社の意図です。
とてもかっこよく撮影できたUT様邸が多くの方の
目に触れる良い機会だったのですがねー。
「また機会があれば掲載させてください」
と、担当編集者から熱い言葉をもらったのですが、
それもいつになるかわからなさそうですね。
+
モリハウジングも、震災直後の慌ただしさも一段落し、
復旧作業もひとまず終えたようです。
これから日立市の復興を願って、頑張ろうと思います。
また別の機会に書こうとは思うのですが、
この震災を通してエネルギーの大切さを思い知りました。
真っ暗な街、真っ暗な室内、温めることができないリビング、
ガソリンや灯油を求めて作られた長蛇の列。
エネルギーがない、ということは車社会に慣れた私たちにとって
岐路となる経験だったんだなと思います。
自動車がなければ行けない大型ショッピングセンターよりも
近所の八百屋さんや魚屋さんのありがたみを感じたはずです。
エネルギー不足を通して住まいづくりも街づくりも
大きく変化していかなければいけないことを、
このブログでもお伝えできれば、、、、と思います。