スマートメーター、略して「スマメ」です。
東電が実用化を目指している装置です。
具体的には、、、というと、電気の料金メーターの代わりに使います。
通信機能を搭載しているので、検針の必要がなくなります。
このため検針員が必要なくなり、大幅に人件費をカットできるというもの。
他には通信機能を利用して、近隣の太陽光発電装置による発電量をチェックし、
発電量に合わせて家庭内の電力利用まで制御することができるというもの。
(本来なら。。。。)
すごいでしょ。
ところが、実はトンデモナイことになっているんです。
スマメに関しての大まかなスペックが定まり、
これに対して秋口に入札をして製造メーカーが決まります。
この大まかなスペックですが、
独自形式の通信機能を持ち、
独自の検針システムを持ち、
電力の制御機能は持ち合わせていない
すでに国際規格もあるというのに!ですよ。
というもの。
これがなぜ問題なのか?というと、
すべて独自形式のため、他社が参入できないのですね。
今後、電力は自由化へ推移し、電気料金の競争が起こり、
私たちの利用しやすい環境になることが理想なのです。
これをメーターを通じて妨害するものですよね!
一方で高額な賠償などを払いきれないので
国有化によって救済してくれと泣きついています。
国有化になるのであればむしろ他社の参入は促進したいです。
すでに光回線をはじめとするインターネット網があるのですから、
それを利用して安価にメーターの通信を促進すればいいんです。
ところが東電では社員さんの賃金カットなどで経費を削減し、
今度はこんなところで無駄な設備投資をしようとしています。
社員をクビにして浮いたお金でバクチしてるんです。
どう思います?
私は絶対に間違っている!と思うんですよね。