ドイツの研修中(←クリック!)、バスからの風景です。
自転車専用道路の表示が見えますよね。
良く見ると、道路は石畳になっています。
ドイツは第二次世界大戦にて、多くの都市が爆撃を受け、
壊滅状態になってしまいました。
この古い石畳や古い町並みは、戦後の復旧によるものが
ほとんどで、案外近代建築物だったりするんです。
古い街並みを再現するところがヨーロッパですね。
近代建築物なので、建物は断熱気密化がされており、
石を積み上げたような建物がきっちりと断熱されていたり、
樹脂サッシとトリプルガラスで武装されていたり。
古いものに最新技術を組み合わせているんです。
石畳もそう、古いものに新しい基準である、
低炭素の交通手段、自転車を規格化しています。
日本は、、、、古いものは古いまま。
新しいものは古さを感じさせません。
こういうところにヨーロッパとの差を感じます。
道路の幅員が狭いからなかなか自転車専用レーンが作れない日本。
でも、ドイツだってそれほど幅員は変わらないと思うんです。
(だって古い街並みの幅員そのままですから)
そこに自転車専用レーンが作れるのは「ちょっとした工夫」なんだと思います。
フライブルクという町は渋滞する街の中心部は車の進入を禁止しました。
しかし、車を使用せずに便利に使えるよう、街の中心部は
路面電車がバンバン走っており、待ち時間はほとんどありません。
そうした思い切った政策が街を使いやすく、便利にするんです。
自転車専用レーンが作れないのはルールが弱い(ない)から。
例えば一方通行路を作り厳格化するだけで
自転車の安全は相当に高まると思います。
自動車はちょっと不便になると思いますが、
自動車が不便な分、公共交通の利用が増えますからね。
もちろん、公共交通は利用量が高まるのですから、
利用料金は少しでも安く設定し直す必要はありますよね。
少なくとも道路の右側からも左側からも自転車が走ってくる。
そんな無秩序がまかり通っているような状況では
夢のまた夢、、、、、、かもしれませんね。
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