増改築工事です。
現在の建築基準法では増築をする場合、
既存部の耐震強度が現行の基準法を満たさなければなりません。
このため、ただ単に増築部を建築するだけでなく、
既存部の耐震補修工事が必須となります。
とは言え、既存部の耐震補修を現行法に合わせるのはとても大変。
増築部と同等の金額が既存部の補修にかかると考えてください。
ちょっと一間だけ増やそう、なんて過去の話になりつつあります。
今回は増築をする対象住宅の既存部の調査。
天井裏からできる限りの情報を収集します。
無理な場合は外壁や一部を解体して調査。
とってもとっても手間のかかる工事です。