築10年目を迎えるSH様邸、ドアの端部のシートが剥けてしまいました。
経年劣化は避けようの無いことだということで、
ドアの交換工事の依頼を受けました。
しかし、たった10年でシートが剥ける事態に疑問を感じたので、
メーカーに問い合わせてみることにしました。
メーカー側では納品後2年を過ぎた建具に対しては
保障の対象外となるため、対応は難しいかもしれないとのこと。
お施主様によれば2年程度ではなんともなかったものの、
5年目ぐらいからシートが剥がれてきたとのお話しでした。
メーカーに10年はともかく、5年で剥がれてくるのは
「住宅の部品」としては早すぎる！と再度交渉。
結果、メーカー側による無償修理となりました。

このようなテープを貼り替えます。
建築後、何らかのトラブルが発生する住宅は少なくありません。
そのトラブルにどう対応できるかが、わたしたちの誠意であり、
工務店の知識・経験の豊かさだと思います。
モリハウジングが建築した住宅のお施主様から、
10年後のリフォームや、20年後の増築や、30年後の建て替え工事を
受注することが多いのは、メンテナンスも責任を持っているからです。

建てたら最後、まったく姿を見せなくなってしまう工務店もあります。
「忙しいから…」
そんな言い訳をして、メンテナンスをまったくしてくれないなんてことも。
建てる時だけでなく、建ててからもモリハウジングは
あなたの住まいのことを忘れたりしません。