先日行われた上棟式の話です。
上棟式は屋根からお餅をまくもの、
とお思いの方が多いようですが、実は違います。
むしろ最近の上棟式ではお餅をまくことを省略しています。
省略…、そうです。
お餅をまくのは付属品なのです。
実際にはひとつの儀式なのです。
ちなみに写真の矢羽根(やばね)、破魔矢などとも呼びますが、
これは古くは大工さんが板に縁起の良い鶴と亀の絵をかいて
お施主様にお祝いとして掲げたもの。
最近は印刷されたものを使いますが、
工務店側で用意するのが慣例となっています。
その他に五色や四方餅などがありますが、
それはまた別の機会に書きます。