「年内に」「来年で」という微妙な時期にさしかかりました。
年内にしなければいけない工事を整理して施工していかなければ、
作業が間に合わなくなってしまいます。
この時期は職人さんもせわしいので、日程を抑えるのも一苦労です。
この日は以前ご依頼を頂いていた階段手すりの取り付け工事でした。
新築住宅の階段手すり取り付けが義務化されたのは5年ほど前。
それまでは取り付けるか否かはお客様との打合せにより決めていました。
ご予算の問題などで取り付けない住宅が少なくありませんでした。
義務化されて手すりは否応無しにプランに含まれることになりました。
このため、安価に取り付けることができる手すり部材も数多く開発され、
また、デザインも多様化しており、お客様のご要望に応じたものを
選べるようになってきています。
結果的には安く階段手すりを取り付けることができるようになったので、
とても良かったと私は思っています。
階段での転落によって怪我を負うという事故も実際には多発しています。
階段の形状はデザインを優先するあまり、危険な形状になっていることもあります。
手すりは義務化されていますが、形状も再考してみる価値があると思います。
スピーディーに施工をするため、営業の私も大工さんと一緒に工事しています。
あちらこちらの現場を行ったり来たりの毎日は実はとても楽しいのです。
お客様のお顔を見て、お話をしているのが私にとっては一番の楽しみ。
ただ…、事務所に残してある山のような見積り依頼の山をどう片付けるかが…。