リフォーム工事のTK様邸に夕食をご招待いただきました。
写真のリビングダイニングキッチンは床・壁・天井と張り替えました。
床はブラックウォールナットを、壁には杉板と珪藻土、天井は杉板。
杉板はすべて黒く着色することで古民家風の雰囲気を出しました。
黒を基調とした室内空間は、リフォーム工事を行うよりずっと前に
購入した和風家具からイメージしました。
リフォーム工事の打ち合わせ中に出た、古民具風の和風家具の話。
ここからするするっとイメージが湧き出て盛り上がり、
あっという間にこのイメージが決定されました。
室内空間の作り方でポイントとなってくるのは「色」です。
それは壁の色だったり床の色を決めるのはとても難しいです。
家具や照明器具は室内に合わせて選ぶのがセオリーですが、
思い切って照明器具や家具を先に選んでみるのもひとつの方法だと思います。
以前には、「ギターを置く」ことからイメージを作った室内提案や、
「ピアノを置く」ことから作ったイメージなど、
家具や調度品を先行した場合も少なくありません。
壁をアイボリーにするか白にするか決められないけれど、
ソファーの色なら決まっているという方は、
先にソファーの雰囲気を写真などで工務店側に伝えるのもひとつの方法だと思いますよ。