一週間も前になってしまいました。
ちなみにきちんと当日に渡したカーネーションです!
「母の日」、ということでお母さんの目線の家造りを少し書きます。
詳細はコラムにまとめる予定です。
家相に、「台所は南東が吉」とあります。
朝、一番最初に台所に立って冷たい水仕事をするのは大変辛い作業です。
これを一日で一番最初に日が差し込む南東に持ってくることは
辛い家事仕事を少しでも楽にしようと考える家作りの知恵からきています。
家相のほとんどが方角に由来していることからもわかると思いますが、
基本的に太陽の光による室内環境のことを表現しています。
そしてこれは、家事仕事をする女性のために考えられているのです。
台所が土間だった当時、冬の寒さはとても辛かったと考えられます。
南東に台所を持ってくる、まさにパッシブソーラー的考え方です。
暖房手段が火鉢をはじめとする、皮膚を直接暖める方法だったため、
(現在ではエアコンやファンヒーターなど、空気を暖める方法です)
家事など、動いている時は暖房する手段がなかったのですね。
現在は暖房形態も変化し、鬼門などの考え方には疑問を持ちますが、
朝、一番最初に水仕事をする場所は台所で、
そこに一番最初に日が当ったほうが良いことは今も同じです。
家相には時代錯誤的な考え方や神秘的で非科学的な考え方も少なくありません。
もういちど家相学というものを見直すご時勢なのかもしれませんね。