最近、蓄熱暖房機のトラブルがあありました。
蓄熱暖房機は深夜電力などを利用して、
暖房機内の耐火煉瓦をヒーターで熱し、
その熱で室内を24時間暖房し続けるというものです。
ソーラーサーキットなどの高断熱住宅には特に適しており、
室内の空気を汚したりすることなく室温を暖めます。
耐火煉瓦を熱するヒーター部は700度以上の高熱になります。
発熱部を保護するシーム部に問題があったため、
シーム部が融解してしまい、ショートしてしまいました。
ヒーター部はその周囲を耐火煉瓦が囲んでいるため、
万が一発火した場合も火災などに結びつく心配はありません。
もちろん、該当する箇所は迅速に交換・修理をしてもらいました。
(三連休前のトラブルだったため、メーカーは休暇に入ってしまい、
トラブルは受け付けてくれたものの、交換部材が入手できずに
連休明けの交換修理となってしまいました)
ガスや灯油のストーブは、こういった初期不良によって火災を起したり、
空気汚染により中毒症状を引き起こすと死に結びつく可能性もあります。
蓄熱暖房の場合は何かしらのトラブルを引き起こしても
火災を起したり、空気を汚したりすることがありません。
あらためて蓄熱暖房機の魅力を感じることができました。
それにしても、重ね重ね、ご迷惑をお掛けしてすみませんでした…。
ちなみにメーカーのAEGは24時間、電話によるサポートをしています。