今日はネガティブです…。
先日、ボイラー不調の連絡がありました。
メーカーさんに声を掛けて点検してみると、
内部部品消耗による故障で、交換部品は製造中止品。
ボイラーが製造されたのは20年弱前だったので、
もう交換部品の製造もストックも終了してしまっていました。
ちなみにボイラーの公称寿命は7年程度、
20年弱ですから、長持ちしたと言えますね。
さて、ボイラーが故障するとお風呂がいつまでも沸きません。
急を要すると、いそいでボイラーの手配、配管工事などの段取りに。
ところが…。
写真のボイラーの奥に小さな四角の箱が写っていますが、
これは残り湯を洗濯機に送るポンプが入っているもので、
こういった特殊なボイラーは専用のボイラーが必要だったのですね。
最近は専用のボイラーでなくてもお風呂の残り湯が使えます。
こういった特殊なボイラーは私がこの世界に入る以前の商品。
20年前は私は高校生でした。
しかし、古い部材であってもそれを知らないのは勉強不足で
それ以外の何物でもありません。
というわけで、大至急取り寄せたボイラーは取り付けることができず、
別なボイラーをまた大至急で取り寄せることになってしまいました。
取り付けることができないボイラーは他に使用する現場もなく、
(なんたってオール電化全盛ですからね)
モリハウジングの損益となってしまいそうな…。
もうちょっと確認すれば良かったとか、もうちょっと調べれば良かったとか、
もうちょっとよく考えれば良かったとか、急ぎすぎたとか、
後悔しても解決しなことはよくわかるのですが、悔いが残ります。
でも、これも大いなる前進、こういった機種が以前あったことが
僕の記憶のダイアリーに残されたということはとても大きなこと。
モリハウジングの若いスタッフもこの件はきちんと理解したので、
今後はこういったミスはなくなるはず。前進に怪我は付きもの。
とは言うものの…。あぁ。