これから北茨城市で新築工事がはじまります。
建替え工事のため、現在既存住宅を解体中なのですが、
建築予定地は海のすぐそば!
営業段階で一番の心配だったのが、「錆」でした。
解体中の既存建物です。
アイボリーの外壁にうっすらと錆が浮いているのが見えますか?
この外壁材はガルバリウムを使った金属サイディングだと思いますが、
錆に強いのがセールスポイントのガルバリウムが見事に錆びています。
切り口の部分が錆びるのであれば想定内なのですが、
面の部分、塗装面が錆びているのはまったくの予想外の事象です。
こういった箇所が何箇所か見られます。
特徴的なのはすべて庇の下になっている場所だということ。
雨がかからない場所なのです。
海から塩分が飛んできて外壁に付着しても雨が流してくれる。
ところが庇があるために、雨が流してくれない、、、というわけです。
庇があることで、雨や日差しを防ぐことができるのですが、
このために外壁が傷んでしまうのですね。
また、建物の向きによって、雨がかかりにくい方角の場合は
錆が出てしまう場合もあります。家の向きによって錆が多かったり、
少なかったりするのは風向きや日当りが大きく左右しています。
土地柄を考えて住宅の提案をする必要があるのは注文住宅では当然のこと。
こういったことを付加してお客様にご提案することができるなんて、
なんてやりがいのある仕事なんでしょう!やっぱり住まい作りは楽しいです!