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お弁当

なんとか日常が戻りつつあります。ご心配をお掛けしました。
家内のぎっくり腰、次男の発熱とダブルパンチの森家は
今週いっぱい使ってテンヤワンヤでした。
朝は長男の幼稚園のお弁当と朝食を作り、掃除をし、洗濯をし、
幼稚園のバスのお見送り、熱でご機嫌が斜めを通り越した次男の
ご機嫌をとりつつ朝食を摂らせ、着替え、同時に自分の着替えや準備。
とてもとても忙しい朝の時間を過ごすことで、逆に主婦の大変さを実感しました。
この経験は今後のプラン作りにも活かせるなー、などとノンキなことを考えつつ。
長男はアレルギーを持っています。魚類がまったくダメで口にすると
顔や体に激しい痒みを伴う湿疹が出ます。さらに症状が強く出ると
発作を起し、最悪の場合は死んでしまうこともあるそうです。
幼稚園では給食制度もあるのですが、ずっとお弁当を持たせています。
魚は形を変えて食されています。魚料理は見た目でわかりますが、
カツオやサバはダシとして使用されていますし、白身の魚はカマボコや
ソーセージの原材料として使用されています。ふりかけにはカツオ節が
入っているし、ヤキソバの麺にはツナギとして白子が使われます。
食物アレルギーの大変なところは「そのもの」を除去すれば良いのではなく、
原材料にも目を向けないといけないということ、それが実にわかりにくいということです。
加工食品のパッケージには原材料が記されています。
ここには様々な…、本当に様々なものが記載されています。
カタカナで記されているもののなかには、どういったものなのか
まったく想像もつかないようなものがあります。
わかりやすいお野菜やお肉であってもその原産国がどこなのかまでは記されません。
スーパーに行くと、安い輸入食材と、高い国産食材が並んでいます。
家計を考えると安い輸入食材に手が伸びてしまいそうですが、
それにはどういった農薬が残留しているかわかりません。
逆に国産食材の中でも農薬の量や農薬の質、肥料の質にまで気を使っているものは
手間が掛かる分高価になってしまいます。
多くの消費者が安さを求めて安い輸入食材を購入すれば、
国産食材を作っている農家は収入が減り、農業をやめてしまいます。
手間の掛かる食材は作り手が減り、手に入らなくなってしまいます。
さらには国内の自給率が下がり、高価な国産食材はさらに高価になります。
加工食品も安さを求めれば、生産者は原材料に原産国を記す必要がなければ
安い輸入食材を使用しているのは容易に想像することができます。
輸入食材が悪いというわけではありませんが、安さには絶対に理由があります。
もちろん、高いものには高い理由があることはご存知だと思います。
話が逸れてしまいましたが、食物アレルギーについて深く考えると、
こういった問題まで到ってしまいます。
アレルギー体質の長男のいる我が家では出来るだけ国産食材を
中心に使用するようにしています。それから出来るだけ加工食品を使わず、
手作りを子供たちに食べさせるようにしています。
長男のアレルギーを通して私は「食」ということを真剣に考えることができました。
食と住は人間にとても大切なファクターです。住だけでなく、食についても
真剣に考えている森のちょっと長い独り言でした。