最近の私はドイツ病です。
何かと言えばドイツでは~、ドイツの家は~。。。
今日の午前中の打合せで、
「なんでドイツなの?」
と聞かれまして、んー、そういえばドイツドイツだなーと感じ、
ちょっと今日はなぜ私がドイツ病なのかを書きますね。
その前に先日お伺いしたお客様のご要望
■太陽光
■床暖房
■換気されること
■道路に面しているので防音に気を使って欲しい
■夏の夜も締め切って生活するので冷房を使う
■オール天然無垢材を使用したい
これらすべてをクリアする方法は後述します。
さて、私をドイツ病にしている原因のひとつはこちらの人です。
早田宏徳氏
マングローブクリエーション株式会社の社長で、
色々な建築会社の顧問や相談役、役員を歴任してきた、
私より年下のドイツ住宅の宣教師のような人です。
日本の住宅もドイツ型になると言い切ります。
ドイツ型住宅に絶対に必要なキーワードが「エコ」です。
今、テレビや新聞雑誌でしきりに「エコ」が踊っています。
でも、「エコ」は流行語ではなく、今後私たちが
生きていけるかどうかの分かれ道の話しとなっています。
つまり、私たちは「エコ」を選ぶことはできません。
「エコ」にならなければ生きていくことができないのすね。
ドイツ型住宅は「エコ」を極めようとしている住宅でもあります。
このまま行けば地球上の生物は地上で生きていけなくなります。
私たちはエコ住宅をできるだけ作るのではなくて、
エコ住宅を作らなければいけないのです。
人間の祖先はずっと辿ると魚でした。
恐竜も鳥もすべて水の中で生活をしていました。
水上に出ることができなかったのですね。
それは地上には有害な紫外線が降り注いでいたからです。
オゾン層は数万年の時間を経て作り上げられました。
そうして生物は水中から水上へと上がってきたのです。
そのオゾン層は百年程度で破壊され始めています。
まだまだ途上国ではフロンが使用されています。
フロンの注入された自動車やエアコンも不注意に破壊されています。
そのフロンはあっという間にオゾン層を破壊します。
二酸化炭素が増えて地球の温暖化を進めています。
それでもなお自動車は増え続け、重油は燃やされ続けます。
木材の違法伐採が森や林をどんどん消しています。
中国の砂漠はかつてない速度で広がっていっています。
すでに手遅れだという学者さんもいます。
私たち一人ひとりはほんの小さい力しか持っていません。
でも、その小さい力を合わせなければ大きな力になりません。
ドイツ型住宅はエコロジー住宅です。
究極の小エネルギー住宅です。(小さいエネルギーしか使いません)
このままだと本当に戻ることができなくなってしまいます。
(すでに戻ることができないかもしれませんけれどね)
ドイツの住宅は省エネルギー住宅の最先端です。
今、日本でもドイツのように省エネ性能を義務化しなければなりません。
だから私は今日もどこかでドイツ型住宅の話しをしているのです。
この調子で二酸化炭素が増えたら、
この調子でフロンの放出がとまらなかったら、
この調子で自動車が増え続けたら…。
みなさんも1度考えてみてください…。
あ、前述したお客様のご要望はまた別の機会に。
(長くなりすぎてしまいましたーー)