今日はハロウィンです。
実はハロウィンが良くわかっていない森です。
でも、ハロウィンが終わると、クリスマスのイルミネーションが輝きだします。
そうなんです、明日から11月なんですよねー。
もう季節は秋から冬へと変わってきているようです。
先日見つけた見事な大きな柿の木です。
ソーラーサーキットの家を作っていると、
季節にすごく敏感になります。
作り手側がそう感じるのですから、
お住まいになっている方はもっと、
季節の移り変わりに敏感になることでしょうね。
床下ダンパーと小屋裏ファンは大丈夫でしょうか?
古来の日本家屋は(ガラスがなかった時代です)
雨が降ってくると障子を外して雨戸を入れました。
柱を建て、柱と柱の間に戸を入れるのが日本の住宅です。
これがオイルショックを機にアルミのガラス窓が一般化し、
外の環境と室内の環境を分断することが一般的になりました。
日本は四季によって湿度と気温が大きく変化するのに、
同じ仕様の住宅でそれを乗り切ろうとしたのですね。
冬、暖かい室内にするためには夏が暑くなり、
夏、さわやかに生活しようと思うと、冬が寒くなる。
ソーラーサーキットは外気を感じて家の仕様を変化させられます。
以前は「唯一」でしたが、ハウスメーカーや類似工法が開発されて、
唯一の工法ではなくなってしまいました。
でも、外気を感じて、四季を感じて、家の仕様を変えられる。
雨が降ってきたら雨戸にする、冬になったら畳を敷く、
囲炉裏を使う、火鉢を出してくる、当然室内でも厚着をする。
夏になったらヨシズを掛ける、涼を感じるために風鈴をおく、
日差しを遮るために植樹をする、当然薄着になる…。
四季を感じて家の仕様とライフスタイルを変えて
やわらかく生活をしていくことは大昔もそうだったのですね。
明日から11月です。
四季を感じながら生活することができる、
ソーラーサーキットの家ではそろそろ蓄熱暖房機に火が入ります。