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銅の穴の話し

銅板、という部材は大変高級な部材です。
腐食した状態で安定し、鉄のように崩れたりしない部材です。
10円玉が銅で出来ている硬貨ですが、茶色に酸化していますが、
表面だけで内部はピカピカの状態を保っています。
タバスコを掛けたことがある方も多いと思いますが、
タバスコを掛けておいた場所だけピカピカになりますよね。
住宅にも銅は多く使用されています。
代表的なのが和風住宅の雨どいですね。
和風住宅の屋根などに使用される場合も少なくありませんが、
外部で腐食などしないようにと使用されることが多いです。

10年ほど前だったら塩ビの雨どいよりも銅の雨どいが高級で
耐久性も高いとされてきました。
しかし、今、穴の開いた銅の雨どいがトラブルを起こしています。
モリハウジングで建築した物件ですが、銅の雨どいに穴が開きました。
当時は塩ビよりも強いですよとご説明をしていたのですが、
近所の塩ビの雨どいの住宅よりも先に穴があきました。
これは、酸性雨の影響です。
当時はこれほど酸性の強い雨が降ることは想定していませんでした。
このため、銅の屋根も穴が開いてしまい、補修している物件も全国的に
少なくないような状況となっています。
現在、銅製の雨どいは内部が樹脂でコーティングしてあります。
雨で銅に穴が開かないような工夫です。
塩ビと銅の良い部分を組み合わせる処置ですが、
こうしてしまうとリサイクル時に樹脂と金属をはがさなければなりません。
これはこれで手間がかかってしまいますよね。
良かれと思って銅の雨どいをご提案したのですが、
このような問題があるとは露ほども考えませんでした。
銅の部材をご使用中のお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、
雨どいの穴にお悩みの方はご相談ください。
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モリハウジング新メンバーの石がブログを始めました。
九州でもあまりやっている工務店さんはいなかった、
オーナー様に対するサービス、「ハウスドクター」は
二週に一度、オーナー様のご自宅を巡回しています。
ハウスドクターの担当ドクターである、石のブログ、
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