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デザインはルールづくり

茨城県北茨城市でご依頼の注文住宅も木工事中。
家具の制作も始まり、いよいよ住宅らしくなってきました。

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この世に「デザイン」という言葉がありますが、
そのデザインの本質を知っている人は少ないと思います。

僕がデザインを語るのもおかしいとは思いますが、
ニュースタで考えるデザインについてはこんな感じです。

現場の職人さんや現場を管理するディレクタースタッフにはよく言いますが、
デザインを「感性」ととらえてしまうと掴みどころがなく難しいのです。
「感性」ではなく、「ルール」と考えると比較的わかりやすいかもしれません。

ニュースタの家づくりの基本がシンプルです。
色をあまり使わないのはルールです。
私たちは白と黒と茶色が基本、それ以外の色はあまり使いません。
別な色を使う場合はとても慎重に、部分的に使用するようにしています。

部材も出来る限りシンプルになるように考えています。
作り手(職人)は時間の効率も考えています。
このため、どこかに部材の逃げを作り、それを装飾でごまかします。
文章ではわかりにくいのですが、窓の枠が二重になっているか三重になっているかということ。
シンプルに一重の方が逃げになりくく、技術が必要です。
ただ、時間がかかりますので、ルールとして決めることが大切です。

ニュースタの家には各所にこのようなルールがあるのですが、
このルールを決めることがデザインだと私は考えています。
ルールを決め、それを高め、さらに上を目指すこと。
ニュースタの考えるルールです。