茨城県常陸太田市でご依頼いただいた注文住宅は
これから外構工事の打合せです。楽しみ~。
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見学会などにご来場くださるお客様でこんな事を言う方がいらっしゃいます。
「やっぱり無垢の木はあたたかいわ~~」
お褒めの言葉を頂戴するとありがたいのですが、違います。
無垢の木は決して暖かくはありません!!(断言)
鉄は暖かいでしょうか?
熱した鉄は熱いし、冷やした鉄は冷たいですよね。
木も一緒で、熱せば熱くなるし、冷やせば冷たくなるのです。
ただ、常温であれば鉄は比較的冷たく感じるし、
発泡スチロールは比較的暖かく感じられます。
これは、密度の問題なのです。
密度は固さと関係が深いですから、固い鉄は冷たく、柔らかい発泡スチロールは暖かい。
一概に無垢の木と呼ばれていますが、木にも種類があります。
ニュースタの家の床材として多く採用されている「カバ」は、
固い樹種のため、実際には冷たく感じられる部類になります。
一方、柔らかいことで知られている「パイン」や「杉」は、
スプーンを落としただけで凹むぐらい柔らかい樹種ですので、
こちらは暖かく感じられる部類に入るわけなのですね。
ニュースタの家で無垢の木の床材が暖かく感じられるのは
住宅自体の断熱性能を高めている事と、効率的に暖房を付けていることが理由です。
逆に、断熱気密がきちんとできていない家は、どんな無垢材を多用しても寒く冷たい。
また、内部結露(壁の中で結露を起こしてしまう事)により、壁の中が濡れてしまい、
一般的に使用されている綿状の断熱材の性能を下げてしまうことにより、
さらに寒く冷たくなってしまったりしてしまいます。
+
もし、ニュースタの家の無垢の木の床材が暖かく感じられるのであれば、
それは、オイル塗装が理由かもしれません。
一般的にはウレタン樹脂で塗装された床材です。
これはペットボトルのような樹脂材を木の表面に薄く塗りこんでいます。
木の隙間という隙間に樹脂材が入り込み、凹みにくくなるのが特徴です。
木の固さが増しますから傷には強くなるのですが、密度は高まりますので冷たくなりますね。
長くなってしまいますが、ニュースタでは無垢の木の床材が標準仕様です。
傷はつくけど古くなった分味わいが出てくるオイル塗装となっています。
断熱がしっかりしているのであまり冷たくはないです。
という事を書きたかったのですが、なんだかまとまらなくなってしまいました・・・・。
+
こんな無垢材の床材を体験できるショールームがひたちなか市勝田駅近くに来年2月オープンです。
ぜひ、チェックしてみてください。