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茨城県知事選で考える

茨城県水戸市加倉井町でご依頼の注文住宅は、そろそろ外装工事。
ガルバの締まった雰囲気が楽しみです!!

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茨城県知事選の結果が出ましたね。

今日は住宅のこととはまったく関係ないのですが、
できれば2代目社長や起業した方に届くと嬉しいのですが、
内容の薄い話をダラダラ、今の僕の忘備録として。

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今回の茨城県知事選はある意味新世代でした。

怪文書のような怪しいチラシ。
SNSでは支持者からの応援記事。
そして、SNSにはよくわからない団体の応援記事。

昔から選挙戦は情報戦(プロパガンダ)でした。
ただ、茨城県知事選におけるそれは、今までと違い、
SNSやネットを駆使したものだったように感じます。

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つまり、時代が違うということなんです。

落選してしまった現職知事が初立候補した時代と
今年の選挙では使えるツールが全く違うという事です。

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モリハウジングの会長であり、父である、森博義が亡くなりました。

会長が現役の時代には、親子の衝突が何度もありました。
これはファミリービジネスでは必ず起きうることで、
大塚家具も、東横インも、星野リゾートでも起きています。

先代社長には豊富な知識があります。そして豊富な経験。
しかし、その経験は古く、違う時代における経験なのですね。
インターネットもない時代。当然SNSだってありません。
ポケベル?でコミュニケーションをしていた時代の経験です。

先日読んだ雑誌では東横インの黒田新社長の特集でした。
掛け布団を表面だけではなく、グルリとシーツで包みたい、と。
利用した方はご存知だと思いますが、敷布団はシーツで清潔ですが、
掛け布団は使いまわしされています。
誰がどんなズボンで座ったのかわからない掛け布団ですが、
そのまま使われているのです。

先代社長(お父様)はカバーで包む費用が大きいと反対。
新社長(娘)はお客様のためにも実施すべきと衝突しているとか。

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私だったらどうすか?と考えてみる。

掛け布団の購入費、クリーニング費を積算し、
包むタイプのシーツとの差額とを比較してみる。
包むタイプのシーツを使えば掛け布団の寿命は延びるはずなので
長期にわたるランニングコストを算出してみる、
宿泊費におけるシーツのコスト増の占める割合を出してみる。

コンピューターがある現在、コストのシミュレートは簡単です。
シミュレートの結果をプレゼンするのもとても簡単です。

ひとつのサンプルを作成すれば数値の入替もとても簡単。
テンプレートを作成さえしてしまえば、先代社長にもシミュレートできる。

結局、自分で納得しなければならないのです。

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選挙も同じ。

今回はちょっと上がったとは言え、投票率は半分以下。
「みんなで投票しようよ」と呼びかけるのも限界です。

古い経験を持っている父の世代がまだまだ権限が強いから、
(よくわからないから)電子投票は危険だ!とか、
(よくわからないけど)ハッキングされたらどうする?とか、
よくわからないが上の「できない理由」を並べます。

でも、投票用紙を持って行っても、受付で名前を呼ばれる確認のみ。
こっちが「とても安心」とは思えません。

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時代が変わっていくわけです。

今まで難しかったこともある意味簡単にできるようになりました。
東横インのシーツの変更におけるリスクも算出しやすくなりました。

2代目社長においては、先代社長との衝突もあるでしょう。

でも、衝突する理由は時代が変わったことに先代社長が気づいていないか、
2代目社長の方が変化する時代に気づいていないからかもしれません。

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今朝の通勤電車では多くの若者がスマホでゲームをしています。

一昔前なら、スポーツ新聞といったところでしょうか。
スマホゲームに眉をひそめる方もいますが、スポーツ新聞だって威張れません。
スポーツ新聞もスマホゲームも根幹は『暇つぶし』です。

つまり、根幹は何もかわらないのです。方法が変わっただけ。

今回当選した新立候補はそこをきちんと捉えられると嬉しいです。