どぉ~も~、桜田門外の変です~。
高校生の頃、清水ミチコさんがテレビで桜田淳子のモノマネで
これを言ったインパクトが強すぎて、桜田門外の変は
すべて桜田淳子のイメージになってしまいます…。
先日、水戸の千波公園に遊びに行ってきました。
水戸では映画「桜田門外の変」の撮影のために、
大掛かりなセットが組まれているのをご存知ですか?
話しは聞いていたのですが、実際に見てみるとかなり大掛かりです。
写真はセットの裏側、僕たちはこちらからしか
見ることができない側になります。
つまり、写真の黒い壁の裏側は江戸時代の街並みになっています。
すなわち、この黒いのは見えない側なのです…。
意味がわかりませんよね。
これを見てください。
変な屋根だと思いませんか?
左側は屋根はセットとして使われる側、見える側です。
なので、きちんと瓦を葺いてあります。
右側の屋根は見えない側、映画に映らない側です。
このため、瓦は葺いてなく、薄い防水材だけが敷いてあります。
映画を見ると絶対にわからないと思うのですが、
見えない場所はぜんぜん作られていないのです!
ちなみに最初の写真、右側の木製の門はきちんと作ってありますよね。
これ、反対側から見ると、漆喰の塀に組み込まれているように見えるはずです。
(入ることができないので推測ですが)
木製の門は木で作るので反対側まできちんと門になっています。
でも、漆喰の塀は反対側は別に作りこまなくても見えないので
黒い鉄板が張ってあるだけの簡易な仕上がりになっています。
こうやって経費を削減していても、映画は制作費が数億円!
んーーー、大変なプロジェクトなんだなーと感じる森でした。
だって、僕たちの作るソーラーサーキットの家は
家の中の見えないところまで手を抜かないから
快適な家になるんですからね。
なおかつ高額にならないように調整するんです。
むむむーーー、分野が違うって視点も違って面白いですね♪