毎週のように行っているようですが、今日も東京出張です。
実はですね、モリハウジングの家は省エネです。
外断熱の高気密高断熱住宅で、とにかく冬は暖かい。
当社スタッフ、石塚の家の見学会に参加された方なら
ご存知だと思いますが、すごくすごく暖かいです。
その暖かさですが、
「他の家に比べたら暖かい」というレベルではなく
「比べなくてもポカポカと暖かい」というレベル、これからの季節は
外に行くのが嫌になるぐらいの暖かさなのですね。
しかし、最近はローコストメーカーの家であっても
キャッチフレーズは「省エネ住宅」「冬暖か」です。
で、ここ最近、システムメーカーが家の省エネ度を
数値化するソフトウエアの開発に凌ぎを削っています。
「暖かい」とか「省エネ」って定義が難しいですからね。
モリハウジングも含めて、ですが、「省エネ」の定義は
各社で異なるのが一般的なのですね。
ちなみに「省エネ」ですが、、、、
■高効率のエコキュートを使っている
■高効率のエアコンを使っている
■蓄熱暖房を使用し、夜間電力を使っている
■ソーラー発電を使用している
といった器具に頼った省エネと
■高気密高断熱の住宅にしている
■光と風の経路を考慮して季節の過ごしやすさを具現化する
■住まい方を通した省エネができる工夫がされている
といった家本体に頼った省エネがあり、
そこの部分を横並べにして比較することがナンセンスです。
だから、これらの項目をそれぞれきちんと数値化することが大切。
今日、行くのはそんなソフトウエアの性能説明会。
現在、複数のシステムメーカーから導入の打診を受けています。
たくさんシステムを持っていても仕方がないので、
絞り込む必要があるのですが、簡単なようで難しい。
ポイントは「使えること」です。
省エネ度を数値化するのはすごく計算が難しいです。
ソフトウエアはその計算の部分を請け負ってくれるのですが、
条件をの入力も一苦労なんですね。
間取り、窓の性能、窓の大きさ、
断熱材の種類、厚み、施工箇所など、
入力項目を整理するだけでも大変。
あまり複雑だとソフトウエアを使いこなせずに
ハードディスクの片隅みで使用されずに終わってしまいます。
で、この入力をシンプルにして、作業速度を高めた
ものもあることはあるのですが、それはそれで正確性に欠ける。
一長一短があり、選定もなかなか手ごわいんですよ。
だから、「使えること」にポイントを絞っています。
年明けにはエネルギーパスを計算できるソフトウエアの
発表会があるようですし、今後はますます住宅の性能を
数値化することが当たり前となりそうです。
+
そんな時代です。
まだまだ気密も断熱も気にせずに建てられている住宅が多いですが、
私のブログを読まれる方には省エネ住宅に住んでもらいたいです。