今日午前中は成沢で食器棚の調整。
スタッフが多忙なため、私もこうしてお客様宅へ行って、
メンテナンスをすることもあります。
もちろん、石塚(←クリック!)や白井(←クリック!)には
敵いませんが、昔取った杵柄はまだまだ健在です。
食器棚の金具が干渉していたのでレンチで調整します。
ところが、すでにオーナー様が潤滑油(KURE5-56)を
スプレーしていたと見えて、可動部が油でギトギト。
指先が真っ黒になりながらの作業となりました。
最近の住宅設備機器で指先が真っ黒になるような
油ギトギトの部材はずいぶん減りました。
もちろん汚れて、、、、てのはありますが、
グリスやら油やらが手に付くほど充てんされている
部材はほとんどありません。
つまり、動きが悪かったりガタガタする場合に
油やグリスで治ることもほとんどないのですね。
調整はドライバーやレンチで行います。
調整してやることで滑らかに軽く動くんです。
もし、どうしても何かを充てんしたい場合は
シリコンスプレーをお使いになってください。
油のようにベトベトすることはありません。
すぐに乾いてサラリとし、動きは良くなります。
+
ただし、時々戸車が摩耗してしまったり、
レールが曲がってしまったりしたときには
どうしてもメーカーのサポートが必要になります。
キッチンのメーカーは星の数ほどありますが、
サポート力のあるメーカーを選ぶことが大切だと思っています。
システムキッチンの引出し金具は
どうしたって作成したメーカーに
交換を依頼しなければなりませんからねぇ。