茨城県ひたちなか市西光町では本日上棟セレモニー。
最高のお天気の元、いい家になることを祈願してきます。
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なんだか久しぶりに青空を見たような気がします・・・・。
久しぶりの青空の下、今日は上棟セレモニーです。
モリハウジングでは上棟セレモニーですが、
本来、というか元来は『上棟式』でした。
本当の『上棟式』は私は見たことがありません。
なので、推測も含めて本来の『上棟式』についてを今日は書いていきますね。
私の思う、本来の『上棟式』は古民家の時代です。
あの当時は太い柱や太い梁で住宅の骨組みを作りました。
大工さんは太い柱や重たい太い梁を動かしながら加工し、
簡単な図面ひとつで加工をし、組むだけの状態に仕上げます。
この柱を建てたり、その上に梁を載せるのは一人では大変で、
しかし、クレーン車なんてない時代、もちろん足場だって
重量を掛けられるような剛性の高いものではありません。
家族や親せき、近所の人や職人さんが総出で持ち上げて
組み上げていくはすべて人力だった事でしょう。
最も高い部材、棟が上がるとひと段落、というわけです。
その後は比較的細めの屋根垂木や藁を載せて茅葺にしたりと、
それ程重たい部材はありません。
そこに行きつくまでがとても大変な作業だったことでしょう。
この棟があがった時点で、施主様や家族、親戚とお祝いをし、
近所の方に感謝の気持ちとしてお餅やお菓子、お金などを
棟の高さから配ったのが本来の『上棟式』だと思います。
私が物心がついた時代にはクレーン車があり、
上棟そのものはクレーン車を使うので昔のそれと比べれば
日数も短く、重い部材はクレーン車に頼れるようになっていました。
逆に、現代社会に置き換えて考えれば
クレーン車で、ご家族や親せきの手伝いは必要なく、
当然近隣の方に手を借りることもありませんから、
『上棟式』を開催する必要もないということになります。
ちなみに本来の『上棟式』は女人禁制。
高い場所に女性があがると危ないというのが理由だったのでしょう。
現代は足場があり、特にモリハウジングの上棟セレモニーは
きちんと足元を作ってから開催していますから、女人禁制にする
理由はまったくないので、奥様お母様大歓迎!です。
つまり、現代の上棟式、上棟セレモニーは形式上のもの。
思い出作り、記念日づくりだと私は考えています。
だからこそ、モリハウジングは上棟セレモニーの開催をしているのです。
もちろん、古民家の時代とは違いますから、やり方も違います。
伝統を生かしつつ、現代の『上棟セレモニー』になるように
モリハウジングらしいセレモニーにしています。
今日はそんなセレモニー。
お客様にとっての記念日になるように私たちも頑張ります!!
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■6月26日(日)
■ 13:00~17:00
■茨城県日立市十王町伊師
詳細はホームページにて!