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瓦カワラかわら、、かーら

まったく困った奴です、瓦。
モリハウジングでは、九州の瓦職人の力を借りて、
なんとかかんとかオーナー様を中心に屋根の復旧を
続けていることができています。
でも、まだまだシート屋根の住宅が少なくなく、
風が強く吹けばハラハラし、雨が降ればドキドキします。
あのお宅のシートは大丈夫かな?
あそこの住宅、雨漏りしていないかな?
モリハウジングでは屋根工事の真っ最中の住宅が
被災しており、そこは(大規模ということもあり)
まだまだ手つかずの状態。
人手の少なさにイライラしながら過ごしています。

写真は解体の現場、土瓦です。
「日本の伝統」は和風住宅の瓦葺。
でも、瓦ばかりではなく、銅板葺きや
杮葺き(こけらぶき)や杉皮などがあり、
それ以前には萱葺(かやぶき)が一般的でした。
歴史を紐解けば、時代に応じて、技術に応じて、
その時代にあった屋根が採用されてきたようです。
例えば私の大好きな落語ですが、
古典落語と言っても、江戸時代には古典ではありません。
当時の言葉使いや流行の言い回しなどが盛り込まれているだけで、
しかもそれは江戸時代の言葉ばかりで、
室町時代や鎌倉時代の世俗は含まれていません。
何が言いたいのかと言うとですね、
つまり、伝統とか風習ではなく、
住宅の部材は日々変化していくものだということです。
私は常々メンテナンスの必要性の少ない瓦を
お客様に対しておすすめしてきました。
しかし、時代の変化と共に変わるものなのですね。
これからは別な素材をすすめていこうと思います。
日本人なら和風だよね、という気持ちもわかりますが、
そこに凝り固まらずに、常に先端を行く気持ちを持っていこうと思います。