茨城県日立市水木町の現場はついに、ついに足場が外れました!
木としっくいのコントラストにやられている森です。美しい~~!!
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建築業界誌ですが、「TOTO通信」という雑誌があります。
季刊誌なのですが、実はこれが最高に濃い!んです。
メーカーさんが作る情報誌の中でもこれはピカイチ。
毎回のコンテンツはそれぞれボリュームがあって良いのですが、
定期連載されている「旅のバスルーム|浦一也」が好きでして。
ちなみにウエブでも読めます。(←クリック!)
http://www.toto.co.jp/tsushin/2015_autumn/travel.htm
浦氏が行ったホテルの間取りを、そのホテルに備え付けの
レターペーパーなどにスケッチして色を付けています。
絵もとても良いのですが、寸法がかなり役に立ちます。
あちこちの家具と部屋のサイズの根拠づけになります。
旅をした気になる・・・・というレポートではありません(笑)
だから旅レポという位置づけで見ると物足りないと思います。
本当にこっちの業界だからこそ面白いんだと思います。
ちなみに書籍にもなっています。
書籍の方は「旅はゲストルーム」というタイトル。
設計士さんにはお勧めするタイトルです。
TOTO通信はウエブサイトでもご覧になれます。
今の流行の住宅、という感じの住宅ではないのですが、
無垢材を「きちんと」使っていて、「きちんと」考えられている家ばかり。
お時間がある時に見ていただくと参考になると思います。
+
「建築家」と言われる方々の設計した住宅を見て感じることは
「シンプル」であるということ。
ゴテゴテとした装飾を付ける「建築家」もいますが、
シンプルな家づくりをしている建築家は目を引きます。
家は間取りもデザインもシンプルで勝負する。
一番難しいけれど、十年後も二十年後も色褪せない家は
実はシンプルな家なんだと思います。