4月はあっという間に過ぎてしまいました。
実は年度の切り替えの3〜4月は忙しいんです。
セミナーや説明会などが目白押し。
東京、金沢、そして今日は長野。
今日は長野の工務店さんを視察に来ました。
一ヶ月に二回も新幹線に乗るとは、
しかも北陸新幹線に二回!って。
で、今日の見学先はドイツ並みの断熱気密をしている会社さん。
社長の奥さまがドイツ人なのもあるのでしょうけれど、ドイツのパッシブハウス認定住宅に匹敵する性能です。
ドイツのパッシブハウスは、それでなくもて性能に厳しいドイツの中でもさらに性能の高い住宅です。
モリハウジングの家も相当に性能が高いのですが、それよりも断熱が厚い!!
断熱材そのものの性能は低いのですが、厚みが半端じゃない。
断熱材の性能上、関東地方には適さないように感じましたが、でも、社長の熱意が伝わってきます。
住宅業界において、断熱や気密の性能を高めれば当然価格があがります。
でも、お客様の予算や相場を考えれば安いほうが当然良いのです。
私達工務店の場合、住宅一棟一棟で広さも形も違います。
それはお客様の要望をきちんと聞き入れて、
敷地やロケーションを大切にするからです。
つまり、お客様に住宅を「売りたければ」断熱を薄くし、
価格を落として「販売」すれば良いのです。
あとはデザインですが、これはセンスがあればできます。
今はローコストでも「高性能」「高断熱」と言えます。
それは高性能も高断熱も基準がないから。
例えば「高性能」には基準がまったくないのです。
「高断熱」も40年の前の住宅と比べれば
どんな住宅も「高断熱」になりますよね。
高い住宅を提案するのには、
知識はもちろんそうですが、
高性能を説明できるだけの熱意が必要なのです。
ポルシェやフェラーリは現物があります。
でも、私達の仕事は契約してから建築する。
つまり、形のないものをお客様に説明するのです。
それはとても大変なことで、
「いい家を提案したい」という熱意がなければ無理なのです。
幸いモリハウジングのスタッフは熱意のあるスタッフばかりなので、
それはそれでいい住まい作りを説明しきれるのですが、
でもそれは本当に大変です。
ま、楽しいんですけれどね。
でも、こうやって全国各地にその大変な住まいづくりを
している工務店さんがあることがわかれば
私達はまた頑張れるんです。
資産価値の高い住まいづくり。
モリハウジングはお客様のためにこれからも熱意で頑張ります!